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聖霊「俺がほうけーだとしても、お前等には精子を操ることはできねぇんだ。見せてやるぜ俺の最終奥義を!」
セール「別にそんなもん操りたくねーよ・・・」
そう言って、聖霊はイチモツに力を込める。そして、イチモツから白い液が長く太いのが現れる。
聖霊「得と見るがいい・・・我が奥義を!精子龍(せいしドラゴン)!」
イチモツから現れた白い液体はまるでドラゴンの姿をしており、青い眼をしていた。
まるで遊戯王のあのモンスターのように・・・(ヒント、海馬君が使ってたモンスター)
その龍は鳴き声をあげるとセールに襲い掛かってくる。
セール「精子の癖に泣き声あげるんかよ!」
突進してくる龍をセールは交わすが、龍はすぐに方向を変え、セールにまた襲い掛かってくる。
マロン「せ、セールさん!糞っ!大地の怒り!」
マロンは右の拳を地面に叩きつける。そして、聖霊の地面の周りから岩石が姿を現し、その岩石は聖霊を襲おうとした。
聖霊「ドラゴンは一体だけだと思うな雑魚!」
イチモツからもう一体のドラゴンが現れ、襲い掛かってくる岩石をドラゴンが特攻し、全ての岩石は溶けて消える。
聖霊「どうだ、この俺の奥義は!世界最強だぜ!」
もう一体出されたドラゴンはマロンに向かって襲い掛かる。
一方、セールは襲い掛かってくるドラゴンを避けるのに必死だった。だが、自衛隊で鍛え上げられたスタミナは尋常ではなく、瞬発に避けるかつ隙なく交わしていく。
マロンはすぐさまに特殊能力で大地の壁を張る。鳴き声をあげながら突進してくるドラゴンは壁に直撃し、鳴き声を上げると供に消えていく。
マロン「あ、あぶねぇ・・・粘土爆弾!」
マロンは土をかきあげ、その土を丸め、それを聖霊に投げつける。
聖霊「はははは、俺にこんなへなちょこ弾は通用しねぇんだよ!精子壁(せいしバリヤ)!」
だが、何故かイチモツから白い液は現れず壁を張ることができない。そして、聖霊はそのまま粘土爆弾に直撃する。
聖霊「なんだと?!ぐわっ!」
直撃したと供に爆発し、聖霊は吹き飛ばされる。その間に聖霊が呼び出した龍も消える。
セール「やったのか・・・?」
聖霊「ふざけんな・・・てめぇら!」
聖霊は辛うじて生きていた。そのまま、聖霊は立ち上がる。身体はボロボロだったが・・・。
聖霊「精子龍(せいしドラゴン)!・・・あれ、何故でないんだ!」
聖霊はまたもやドラゴンを呼び出そうとするが現れなかった。
壁や龍が出ない理由・・・それはセールがイチモツを見て気づいた。
セール「お前のイチモツ、先ほどより小さくなっているな。つまりだ、お前の精.力は切れたんだよ。ここで、終わりだ・・・そしてさよならだ!」
セールは増強した筋肉で聖霊に襲い掛かる。元々運動性能の無い聖霊はセールの速さには対応できず、セールは増強した筋肉の腕で腹を殴り込んだ。
聖霊の腹は腕を貫通し、口からは多量の血を吐いていた。
そして、貫通した腹を抜くと供に聖霊はその場で倒れた。
セール「なんとか・・・倒したな。」
マロン「なんとか、倒しましたね・・・セールさん」
セール「とりあえず、直江を探すぞ。あいつに会えば何とかなる気がするしな。」
2人は供に仲間である直江を探すことにした。
最終更新:2014年09月24日 23:22