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男「俺はガネヅグ・ナオエ。一度か二度かは聞いた事があるだろう。」
彦星「まさか…本当にナオエさん!?あの大ヒット下界小説≪不細工の誇り≫のナオエさん!?」
ナオエ「その通り。」
彦星「そんなナオエさんが何故俺と決闘を…?」
ナオエ「世界は再び危機に瀕している。そして彦星の聖エネルギーが必要なのだ。」
彦星「俺の…聖エネルギー…」
ナオエ「嘗て、我々のギルド≪ツーディメンション≫はあの書籍≪不細工の誇り≫に記されている通り魔の手を撥ね退けた。」
ナオエ「だがしかし、ある一人の悪人がこの世界を再び支配しようとしている」
彦星「そいつは…一体…」
ナオエ「あの≪不細工の誇り≫にも登場している、『アカバネ』と言う奴だ。」
彦星「なんですって…!」
ナオエ「奴は我々が魔素封印を施した魔の壷の封印を解除し、世界を暗黒に染め上げるつもりだ」
ナオエ「そこで、聖の力を持つお前の存在を知った。お前の力があれば今度こそ完全に悪を滅ぼす事が出来る。」
彦星「やりますやります!やらせて頂きます!」
ナオエ「話がはやくて助かる。とりあえずギルドに来てもらってもいいだろうか。」
彦星「いいですよ!」
最終更新:2014年09月25日 16:26