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青雲「クオオオオォォォォォォォォ!!!!」
モンスター化した青雲が咆哮すると彼の翼の先端部分からまるで噴火のようにマグマが吹き出、辺りに火山弾のごとく撒き散らされた。
しかも同時に耳から手を離したら鼓膜が割れるのではないかと思えるほどの咆哮が辺りに響き渡り、4人は身動きが取れなかった。
小銭(やべぇこれ、当たったら死ぬ…!)
小銭は咆哮が止んだことを確認するとすぐさまディア○ロスに変身し、穴を掘り始めた。
かっしー「くっ…! これ当たったらやべぇよな」
ダル「やべぇじゃ済まねぇよ。おわっ!」
ダルは自分の真上に落ちてくる火山弾を寸前でかわした。
東師「とにかく攻撃するしかねぇだろ」
東師は異空間から数十個の槍を出し、一斉に発射させた。
しかし、青雲はその場で方向転換し、それらの槍を尻尾や背中に弾かせた。
かっしー「硬いな…」
かっしーはそう言いながら指先からレーザーを放射するが青雲に変化は見られない。
そして、突如青雲が唸り声と共に首を持ち上げ、3人が集合している場所を睨みつけた。
ダル「ヤバイ、あれが来る! 散開しろ!」
ダルが叫ぶと同時に全員が散開し、次の瞬間彼らのいた場所に火炎のブレスが直撃した。
東師「おお…危ねぇ」
かっしー「お前、さっきまで戦ってたならなんか弱点とか知らないのか?」
ダル「弱点…確信はないが、胸、腕、脚のマグマの貯まっている部分だけ他より肉質が柔らかい。だからもしかしたらそこを狙っていけば勝てるかもしれない」
かっしー「マグマの貯まってる部分って…接触したらアウトなんじゃないのか」
ダル「だから触れないように攻撃するしかない。俺の場合この長刀なら斬れたし」
そのとき、今まで地面に潜っていた小銭が勢いよく地中から姿を現し、その勢いを殺さぬまま青雲の脚目掛けて角を振るった。
すると角は弾かれず脚の表面を引き裂き、血を撒いた。
かっしー「脚も効くらしい」
次の瞬間青雲が唸り声を上げ、上半身を後ろに退いた。
ダル「くそっ、またあれか。こいつから離れろ」
次の瞬間彼は上半身を地面に叩きつけるようにスタンプし、四つん這いの状態になった。
3人はなんとか退避していたが、小銭は逃げるのに遅れ、倒れてくる胴に押し潰され転倒する。
小銭「ブオオォォォ」
小銭は立ち上がるとすぐにまた地面を掘り始め、地中に潜ろうとした。
ダル「四つん這いの状態だとあいつの攻撃範囲はかなり広くなる。気を付けて動けよ」
ダルは長刀で脚を斬りながら言う。
しかし、突如青雲が東師の方に全身を方向転換し、その時動いた脚でダルは吹っ飛ばされてしまった。
東師「おいおい、ほんとに危ねぇじゃねぇか」
東師はそう言いながら異空間から槍を一斉に放ち巨竜の顔にぶつけるが、ほとんどがかするか弾かれるだけだった。
そして、再び唸り声を上げる青雲を見てブレスが来ると判断した東師は相手の正面からずれようとするが、ブレスではなかった。
青雲は四つん這い状態のまま更に体勢を低くして前進し、体全体を使って攻撃してきた。
東師はその腕により浜辺に打ち付けられ、更にもう一度同じ腕に跳ね飛ばされる。
東師「ゲホッ! 鎧が無かったら死んでたかもな。つかまずいなこの状況」
青雲は今も尚東師に狙いを定めていた。
ダル「おいおい、一人狙いかよ」
ダルは東師を助けにいこうとするが、先程吹っ飛ばされた衝撃で体が動かない様子だった。
同じように東師も体を痛めて次の攻撃までに動くのは無理な様子。
そして次の瞬間青雲が口を開き、ブレスを放とうとした。
東師(やべぇ…死ぬ)
東師は無意識のうちに立ち上がり、異空間からある剣を1つ取り出し手に握り締めていた。
やがて青雲の口から炎が放たれると同時に東師は剣を振り下ろした。
東師「天地乖離す開闢の星――エヌマエリシュ――!」
青雲のブレスが真っ二つに斬り裂かれ別々の方向に飛んでいくと同時に周辺の砂があれ、更に巨竜の頭に斜めの傷が一つ入った。
青雲「クオオォォォ!」
青雲は突然の苦痛に慌てふためき、思わず片手で頭を押さえてしまった。
東師(…これが俺の唯一技名のついた攻撃。この剣、前に飛ばそうとしたんだが飛ばなかったんだよな。やはりこいつは近接用の武器だったか!)
東師はそう思い、更に剣で攻撃を仕掛ける。
青雲「…クオオオオォォォォォォォォ!!!!」
突如青雲が立ち上がって咆哮し、その辺り一帯が硬直した。
同時に左右の翼が噴火し、空から火の雨が降り注いだ。
最終更新:2014年01月10日 20:58