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小銭「マジでやってるのかよ、ポケガイ民ヤバすぎだしw」

小銭「というか下半身が馬とか終わったわ・・・ゆーみんと付き合いたかったのに」

ケンタウロスと化した小銭は大地を駆け抜けていた。
支給された武器は鉄製の槍だ、勢いよく突けば一たまりも無い武器だが、全員能力者なので過信はできない。
しかも自身はケンタウロスの力を引き当ててしまった。
力こそ申し分ないが、所詮は人間と馬を合体させただけのような生物。
こんな姿では結構の的なのだ。
小銭はこの時点で悟ってしまった、この勝負をすぐにやられてしまうと。

?「そこにいるのは、小銭?!」

小銭「お前は・・・しずく!お前も来てたのか!」

しずくなの、小銭のリア友だ。
マッスルボディの持ち主だが、魔物の力を出しているせいか、その体に磨きが掛っていたようだ。

しずくなの「それはこっちのセリフだよ、ホントこんなことに巻き込まれるなんてな、ていうかお前の姿なんだよそれw」

小銭「お前も、全身筋肉じゃねえかよ。角も生えてるし人間じゃねえだろ、ミノタウロスか」

しずくなの「お前が言うなw多分それだわ」

リア友と遭遇して、一息つくしずくと小銭。

小銭「なぁ、共闘しないか?お前のパワーと俺のスピードさえあればなんとかなるくね?」

しずく「それは名案だな!もしかしたら複数人脱出できる方法あるし」

小銭としずくなのは握手した。
その後、しずくは小銭に跨る。

しずく「おぉー凄いじゃん小銭、まさかとは思ったが。」

小銭「まあな。魔物の力とか貰ったら嫌でも力つくわ、お前ほどではないけどなw」

しずく「ははw因みに俺の武器は斧だわ、よろしく頼む。」

小銭はしずくを乗せて再び走り出した。

最終更新:2014年09月25日 16:51