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AM 6:05

「通報者の貴方、長瀬さんはバケモノを発見し、逃げ帰る途中で少女、結城さんと合流した…という訳ですか」
「はい」

岩本は俺の話に真剣に向き合ってる。
にわかに信じがたいサイエンスフィクションの様な話を真面目に聴き込む警察署長。
非常に滑稽なものではあるが、事実である以上これくらいの対応を取ってもらった方がありがたい。

「ところで岩本さん、一体何名でいらしたんですか?」

「私を入れて13人です。5人は私に付いていましたが、後は3人と4人のチームで調査させています。そしてさっきの3人もそのまま調査をさせます」

「そうですか…何故こんな信じ難い通報にそんな…」
言い終える前に、トランシーバーが鳴り響く。
その向こうからは怒号と騒音、そして『通報通りのバケモノを発見!警官一名が襲われ生死は不明!発砲許可を!』と声が聞こえた。
岩元は躊躇わず「撃ってよし!」と返す。
直後に下の階から数回の銃声が聞こえた。

襲われた?生死不明?
確かに少女…結城茜が言っていた事と同じだ。
しかし俺は襲われなかった…どういう事だ?
理解が追いつかない。

そうこう考えてるうちに、岩本、平田、内山は「ここは危険だ。署で話しましょう」
と言って慌ただしく立ち去っていく。

「着いてきてください!早く!」
岩本があまりにも深刻な表情で言うので、俺は結城茜の手を取り岩本達を追いかけた。

最終更新:2014年09月25日 17:18