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あありん「行きなさい、千本桜影厳。奴を八つ裂きにしろ!」
あありんの声と共に旋回していた刃は一斉に直江に狙いを定め、渦を成して四方八方から襲いかかった。
直江「...さっきまでとは桁違いの数だな」
直江は襲い掛かる刃を渦をかわしながら呟く。
刃は彼のスピードにはついて来れないものの、数に押され避けるのが困難なことに違いはない。
直江(このままじゃ攻撃の隙がない・・・! こうなったら...)
突如直江のスピードが千本桜影厳の猛攻にも勝る程に上昇した。
あありんはそれにすぐに気付く。
あありん「どうなってるの? 急に速度が上がるって...!」
その時、彼女は直江の顔に先程は無かったはずの白い仮面が被られてる事に気付いた。
あありん「・・・何あれ? あっ!」
あありんが仮面を見るのに一瞬気を抜いた途端、直江は一気に彼女との距離を詰めてきていた。
刃の渦と直江の距離はもう既に離れ、彼女は完全に無防備状態となってしまっている。
あありん「まずい・・・! 縛道の六十一 六杖光牢!」
あありんの放った6つの帯状の光は直江に刺さり彼の動きを封じたと思いきや、それらは直江の斬魄刀により全て一瞬で破壊されてしまい、結果一瞬の時間稼ぎにしかならなかった。
しかし、その一瞬で彼女は大きく移動し、影厳の真下に立っていた。
あありん「縛道の六十一 六杖光牢!」
彼女は再び6つの光を放つが、それらは全て直江にかわされる。
しかし、彼女は更にもう6つ縛道を発し、今度こそ直江を捕えた。
直江は斬魄刀を振り上げそれを破壊しようとするが、今度はその振り上げた腕を先程かわした六杖光牢が捕えた。
直江「!?」
あありん「死ねぇ!」
彼女の上空を待っていた刃の渦が一斉に直江に襲い掛かった。
直江「やべぇ・・・!」
直江は身動きが取れず、ただ無数の刃に切り刻まれるしかなかった。
あありん「...死んだかな?」
六杖光牢の効果が消え、ボロ雑巾のように地面に墜落した直江。
彼は全身血まみれになっており、もはや虫の息であった。
しかし、あありんは彼は死んだと思っている様子。
あありん「...ふぅ。手間かけさせてくれちゃって。結果が変わらないなら闇路みたいにもっと早く死んでくれればよかったのに」
彼女はブツブツ言いながらその場を去って行った。
直江(...やべぇ、立てねぇ。このままじゃ大量出血で俺死ぬよな? まだらとの約束も果たせないまま...こんなところで。
よりによって......三次元女ごときに....!)
最終更新:2014年01月10日 21:04