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ネジ&リキッドvsチャイ…。
チャイ「おら死ねぇ!」
チャイは再び核爆弾となり、辺り一面を焼き焦がした。
ネジ、リキッドはそれぞれ先程と同じように回避し、爆撃から免れた。
ネジ(チッ、やっぱさっきの直江の攻撃が決まらなかったのは痛いな。こっちの人数が減った上にチャイもさっきより慎重に行動するようになってやがる)
リキッド「おい、こっからどうするよネジ」
リキッドはずぶ濡れのスーツから水を搾り出しながらネジの下へ戻ってきた。
ネジ「さっきみたいに俺の分身で相手を翻弄、隙が出来たら一撃で倒す」
と、ネジは簡単に言い捨てる。
リキッド「けどよ、今みたいに核爆弾で一掃されたらエネルギーの無駄だろ」
ネジ「…大丈夫だ。耐久戦には自信がある」
リキッドが次の言葉を吐く前に、チャイが再び姿を成し始めた。
リキッドはチャイの体が完全に生成される前に銃を向けて引き金を引くが、遅かった。
銃弾が当たると同時にチャイの全身が粒子化し、全て宙に浮く。
リキッド「チッ」
チャイ「無駄だぜ。貴様らの攻撃は二度と俺に当たることはねぇんだよ」
チャイは一瞬上半身だけ生成して言葉を吐き捨てると、すぐにまた粒子となりネジとリキッドの周りを旋回し始めた。
ネジ「多重影分身!」
チャイ粒子の包囲網の外にネジの分身が先程よりも更に大勢現れ、リキッドは度肝を抜かした。
リキッド「まだこんなに出せるのか…ん?」
彼は一瞬ネジの瞳が黄色に変化しているように見えたが、状況が状況なので何も突っ込まないことにした。
チャイ「雑魚共が…目障りなんだよ」
チャイはもう一度核爆弾と化し、カウントダウンを開始する。
ネジ「させるか! 大玉螺旋丸!」
ネジは分身の力を借りて通常より大きな螺旋丸を素早く錬成した。
それが核爆弾に当たるとそれは海の方へ大きく吹っ飛び、空中で爆発した。
リキッド「おお…なんかさっきより技の起動が早くないか?」
ネジ「まあな。慣れてきた結果こうなった」
ネジ「リキッド」
リキッド「ん?」
ネジ「作戦を変更しよう。俺の螺旋丸が簡単に錬成出来るようになった今、時間稼ぎは必要ない。奴の隙を探すのも俺の分身だけで事足りると思う。だから、お前には援護を頼みたい」
リキッド「…ああ、分かった。だが無理はするな。死んだら元も子もないんだからよ」
ネジ「…そうだな」
二人が話を終えると同時に辺りに散乱していた灰や炭が終結し、チャイの全身を生成した。
チャイ「さっきより大幅に戦闘力が上がったみてぇだな。ま、俺には程遠いか」
などと言っている内に、ネジの分身が次々と彼に襲いかかってくる。
しかし、彼は一切動揺を見せない。
チャイ「そうやって一斉に襲い掛かってくるとさ…すっからかんなんだよ」
分身の一撃が当たる寸前にチャイの体は分解、更に分身の山をすり抜け素早くネジの目の前に集合し、長い槍と右腕だけを生成した。
ネジ「やっ!」
彼が避けようとした途端、横から飛んできたミサイルが槍と右腕を破壊し、槍の方は砕け散った。
リキッド「援護ってこんなんでいいか?」
ネジ「お、おう。助かったぜ」
砕け散った槍と骨の折れた右腕は分解され終結、そして人間の体を作り出す。
チャイ「ックショーめ…いてて!」
ネジ(どんな物質に変化しても痛みは伴うのか…)
チャイ「…余計な邪魔を」
チャイが次の攻撃を考えようとしたとき、彼は自分の背筋に殺気が突き刺さるのを感じた。
彼が咄嗟に全身を粒子化させた直後、ネジの分身の大玉螺旋丸がその場に直撃した。
再び彼が少し離れた場所で粒子を終結しようとした時、背後からもう一人の分身が襲い掛かった。
しかし、その攻撃は一瞬速く、彼の体が完全に生成する前に直撃。
彼の体を作ろうとしていた粒子は辺りに散乱し、再び終結してチャイの姿を形作った。
チャイ「ふう…危なかったぜ」
ネジ「くそっ、惜しいとこだったのに!」
リキッド(…今完全に生成する前に攻撃したら分解されたよな、粒子…。もしかして…)
リキッド「ネジ、ちょっと良いか?」
ネジ「なんだ?」
最終更新:2014年01月10日 21:06