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青雲が低く唸り声をあげ、清涼らの方に向かって炎のブレスを放った。
しかし、それは見えない壁(?)によって防がれる。
一方その隙にダルは小銭の方に向かって疾走していた。

ダル「おい、小銭」

小銭「あ!? なんだよ? 俺は今キーレてんだよ! 邪魔すんな!」

ダル「邪魔って…お前何もしてないだろ」

東師「あのデカブツを巨大落とし穴にはめる作戦中なんだが中々はまってくれなくてキーレてんだ、小銭の奴。用件なら俺が聞くぞ」

小銭「オオコッチムイタ! アトイッポ、ススンデクレー!」

ダル「…分かった。場所を移そう」

ダルと東師はクロス、清涼のもとへ向かった。

ダル「ついさっきこの2人が増援に来た。妹も連れてな。そこでだ、あのデカブツの討伐はお前達4人に任せたい。いや、いさなを含めると5人か」

東師「え、お前はどうするんだ?」

ダル「俺は一つ用事がある…。それに、正直俺の近接攻撃系の能力じゃあいつとの戦闘に向いてない。あいつの巨大な脚は移動するだけでも強力な攻撃になるだろうかな」

清涼「なんや、この子のそばにいてやらんのか?」

ダル「ああ、悪いが妹のことは頼んだ。…戦えるか、いさな?」

いさな「…うん。でもお兄ちゃんは?」

ダル「心配いらんよ。すぐ帰ってくる」

いさな「本当に?」

ダル「ああ、約束だ。早くこんなゲーム終わらせて家帰ろうな」

いさな「…うん」

彼女はその言葉を信じたようだが、3人には嘘のようにしか聞こえなかった。
彼はその言葉を最後に、森へ姿を眩ませた。

清涼「…あいつ、死に行くんじゃろか?」

清涼は少女に聞こえないようにクロスの耳元で囁いた。

クロス「さぁな。少なくとも妹に死に様を見られたくないんだろうぜ」

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最終更新:2014年01月10日 21:14