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2,3時間ほど経っただろうか。時計をあまり見ていない鈴木はどれくらい時が経ったのか正確には分からなかった。
管理人がキーボードの操作を終えると、ため息をついた後、座りながらこちらに振り返った。
「僕の仕事はまさにこれでね。まとめブログを設立したり、サイト作って広告料得たり、頼まれたWebサイトの設立をやっているんだ。」
なるほど、Twitterで言っていたWeb関連の仕事とはこのことだったのかと鈴木は思っているうちに管理人は続ける。
「本当は家でやりたいんだけど色々と面倒でね。
小さいながらもオフィス構えてPC何度も揃えるまでに時間はかかったよ。最も働いているのは僕だけだから人件費はかからないけどね。」
さてと、と言って一旦立ち上がると鈴木の前のテーブルに置いてある果物に手を出し、鈴木の前に座った。
2人は今、互いに向かい合いながら座っている。
「それじゃ、本題に入ろうか。」
管理人の目の据わり方が変わったのを感じた途端、
「あぁ、それとこれに関してはポケガイで広めるのは一切厳禁だからね。もし広めた暁には君をアク禁にしつつ情報操作させるから。」
これまでの空気がガラっと変わるのを肌で感じた。
「まず始めに、」
管理人は被害者の説明から始まった。
千葉在住の高校生。普段から真面目でおとなしい子だった人だったらしい。
「彼もポケガイを利用していたが、特に半値は無かったようだ。ようはステハンって訳だね」
頷きながら黙って鈴木は話を聞く。本音を言うとこれに興味はない。
「それから、彼の死亡原因は不明のままだ。発見された時も自室のPCのデスクに突っ伏した感じで眠っているように死んでいたらしい。」
「ん?」
鈴木は何かこれが聞いたことのあるような錯覚がした。
PCの目の前で死んでいた?
それは・・・・・・
「どこから流れたのかは知らないけどね、ここに関してはポケガイで広まってる都市伝説と全く同じ内容なんだ。」
鈴木は唖然とした。
まさか嘘のようにしか見えない都市伝説に本当の事が載っていたなんて本人の妄想の中でしか考えた事がなかった。
一気に嫌な予感が駆け巡ってくる。
最終更新:2014年09月25日 18:46