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様々な住民が敵を探して歩きまわるが、直江は未だにその場から動かずにいた。
直江(何故だ?)
直江(手を掲げれば、能力が発動するのではないのか?)シ-ン
直江(これでは、生き残る事が出来ない……)
直江(……仲間がいる事を願おう。きっと発動方法が分かるはずだ)

???「おっ、見っけた!」

直江「!?」

歩き出そうとした直江は、倒木に座りこちらを見つめる男に遭遇する。

小銭「しかもぶっさいくちょくえじゃんw捻り潰そっと」

直江「……チッ、邪魔な奴め」

小銭「おらよっ!」

小銭の足の筋肉が膨れあがり、その場にしゃがみこむ。

小銭「死ね、ちょくえ!」

小銭はその筋肉で一気に加速し、直江の腹めがけて突進した。

直江「なっ!?」
直江「ぐおおおおおっ!!!」ズドン
咄嗟に防御するが、味わった事のないダメージを受けて直江の巨体は倒れる。

小銭「はっは~、これで死んだっしょw」

直江「糞が、気持ち悪い奴め……」

小銭「ん?防御したのか」
小銭「じゃあぶん殴って殺してやるぜ!」

小銭の足が元に戻ると、次は右手の筋肉が大木のように膨れ上がっていった。

その丸太のようになった小銭の腕が、直江に狙いを定める。
直江「くっ! そんなものくらってたまるか!」ゲシッ

小銭「おぅっ!?」ヨロ

直江の蹴りで、不安定になった小銭の体が後方によろめく。

直江「ふぅ……」ザッ

小銭「チッ、抜け出しやがって……だりぃ!」
小銭「もう一度捕まえるし!足筋増殖!」

直江(今だ!)ズン

小銭「うげっ!?」

能力を発動させようと両手を挙げた小銭の腹に、一瞬の隙をついた直江の蹴りがヒットした。

小銭「てめえ……タワシの癖に生意気な……」

直江「なあ」

小銭「あ?」

直江「……お前、本気で殺し合いなんかするつもりなのか?馬鹿げてるだろ」

小銭「いやいや何言ってんだし。他になんかあんのかよ不細工」
直江「最後の一人になったところで、助けてもらえる保証はないだろう?」
直江「それに、俺はまだ能力も分かってないし、戦いは避けたいからな」

小銭「だから俺に殺すのをやめろって?wマジナメてるわ~」
小銭は嘲笑いつつ脚に力を込める。
小銭「けどまあ、能力が分からないなら好都合だし!このままブッ殺させてもらうし!超駆動!」ギュンッ

直江「……!!」

最終更新:2014年09月25日 20:46