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ドサッ
ぱしろはその場に膝をついた。
ぱしろ「…勝てる気がしねぇ。確かにラスボスってだけあって今まで以上に強力な敵であることは予想してたけど…勝つことが不可能な敵だなんて予想してなかったわ」
管理人「悪足掻きしないんだ。まぁそれが利口な判断だよ」
管理人は黙って指先をぱしろに向けるが、彼は動こうとしない。
やがてその指先から黒い塊が発射される―――
と同時にぱしろの目の前の地面から岩の壁は這い上がり、絶対消滅を防いだ。
???「諦めんなよ、もっと熱くなれよ!!」
ぱしろ「!? か、かっしー…?」
ぱしろの背後には地上から生えた長い岩の柱があり、その上にかっしーがいた。
かっしーは更に管理人の周りを大量の岩の柱で囲い、ぱしろに走り寄った。
管理人「チッ…!」
かっしー「あんた、さっき僕が死のうとした時助けてくれた癖に自分から死のうとすんなよ! あんたには嫌でも生き続けてもらう」
ぱしろ「…んなこと言ったって、あのチート能力には勝てやしねーよ…。悪足掻きして絶望して死ぬくらいなら…」
かっしー「あんたそれ、今ある可能性を全てかけた分かった結果か? 違うだろ? 何千通りある可能性の内数通りが駄目だったからって諦めてんじゃねーよ。それこそ勝つことが不可能なんだよ!」
ぱしろ「…」
かっしー「ぱしろ先輩はこのまま撤退して今あった出来事を皆に報告してください。てんてんさんやダルの死を無駄にしないためにも」
ぱしろ「…お前も必ず戻ってこいよ」
かっしー「……はい、すぐに。
先輩、それから…今までありがとうございました」
ぱしろ「…先輩先輩言うんじゃねぇよ。自分の情けなさに腹立つだろうが。…じゃあな」
ぱしろはそう言うと、その場から姿を消した。
ぱしろ(はい、すぐに…じゃねぇよ。死ぬ気満々だろが)
かっしー(すみません先輩…最初で最後の嘘です)
最終更新:2014年01月10日 21:29