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清涼「はぁ、はぁ……」

PARM「しぶとい奴ね……」

清涼(しぶとくなんかねえよ。もう何も出来ねえ……)
清涼(アトミックパンチで山を破壊し、そこから逃げようと思っていたが……もう破壊する力もない)
清涼(終わったか……)

PARM「……もしかして、もう何も出来ないのかしら?」

清涼「…………」

PARM「図星みたいね……百鬼夜行!」
とどめとばかりに、PARMのピックが清涼に迫っていく。

清涼「……あー畜生……ヒーローが負けるとかあり得ねーわ」

ドガアアアアン!!

清涼に命中する直前で、巨大な地響きが起こる。

PARM「な、なに!?」

清涼(……!!聞こえる、ふもとで誰か二人が戦っている……)

すぱーくとねおんの戦いに巻き込まれ、二人がいる火山は崩壊していく。

PARM「う、うそ……溶岩!?」

清涼(今だっ!)

清涼は瞬時に変身を解除し、タロウに変身するためのバッチをしまい、新たな道具を取り出す。
そのカプセルを手にして、清涼は初代ウルトラマンへと変身した。

再変身した後も、清涼のタイマーは勢い良く鳴り続ける。
清涼「テレポーテーション!」

清涼が腕を力強くクロスし手をほどくと、彼の体はその場から消え去っていた。
最後に聞いたのは、崩れゆく火山の中で響くPARMの悲鳴だった。

清涼「……っ!」ドサ
場所も分からない密林にテレポーテーションした清涼は、変身を解除して一人倒れこむ。
テレポーテーションは、使う度に寿命を削る大技だった。
清涼「はぁ……はぁ……」

清涼「俺がPARMに尻尾を巻いて逃げる事になるとは……!!」

清涼「……まあいい、ガロヤも逃げられたし、PARMも生きてねーだろ」
清涼「任務……完了だわ」


一方崩れ去った火山は、先ほどまで響いていた戦闘の跡が嘘のように消え、静まりかえっていた。

その静寂を破り、岩盤が押しのけられる。
「危なかった……」
「清涼……覚えてろ!」

背中に羽を生やしたPARMは、そう言い残し火山の跡から飛び立っていった。

最終更新:2014年09月25日 20:59