第八章【決戦】
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管理人「やあポケガイ住民諸君、久しぶり!」
暗闇の中から悠々と姿を現し、満面の笑顔で片手を上げる管理人。
直江「出やがった...!」
管理人「いやー君達なら親玉から先に殺しに来ると思ってわざわざ目立つように山の頂上に降りたのに...。他の4人から殺しに行くとは驚いたね。しかも勝ってるし。いくら君達でも怖いものは怖いんだ」
小銭「怖気づいたんじゃねーよ。全部俺らの計画だ」
管理人「....フフッ、まさか。君達がそんな意思を疎通する様な事出来る訳ない」
小銭「それが団結って奴だろうが」
管理人「....まぁいい。僕はこんなくだらないことで言い争う為に此処へ来たんじゃない」
彼は八人の周りを迂回するように歩き始めた。
管理人「話をしよう。あれは今から数日前の出来事だった...」
管理人「いつも通りガイド運営をしている僕に、友達から一通のメールが届いた。
それは『ポケガイ住民に私の最新作のゲームの被験体になってほしい』という内容だった。
最新作のゲームとは現に今我々が行っているこのバトルロワイヤルのことだ」
直江「どうしてそいつは俺らを被験体に?」
管理人「...純粋に楽しんでもらいたかったんじゃないかなぁ。僕の作ったサイトを利用してくれていたからね。が...」
彼はそばに立っていた木の目の前で立ち止まり、近くの木の枝で何かを描き始めた。
管理人「君達をこの島に連れ、カプセルに入れて意識をバーチャルシステムに転送した後、その友達からシステムエラーの通知が来た。
本来ならこのゲーム内で死んだ人間は現世に戻り、目を覚ます筈だったのだが、あるミスで意識をシステムから現世へ戻す際にエラーが生じ、肉体に100A程の電流が流れて即死する様になっていたらしい。つまり、この世界での死は現実での死を意味する。
更に現世からカプセルを無理矢理開けても同様のエラーが発生。
強制終了すれば全プログラムに重い影響が生じ、最悪機械が爆発する危険があった。助かる手段はなかった」
小銭「な、なんだよそれ! じゃあ、最初お前は本気で俺らを楽しませようと?」
管理人「そう...そのつもりだったよ。僕の作ったサイトを常に利用してくれている君達には感謝していたからね。
だけど、気持ちが変わった。君達の命はもう助からないと知ると同時に、君達への憎しみが湧き上がった」
管理人「君達のくだらない中傷、誰の利益にもならない連投、軽い気持ちで書いた殺人予告...。
何度注意を呼びかけても分からないバカばかりで...本当に苛々させてくれたよ。警察から何度連絡を受けたことか。
それを思うと何故僕が君達に感謝しなくちゃならないのか分からなくなった。
何故僕がこんな思いをしてまで汚いヤゴの世話をしなくちゃならないのか、理解できなかった。
サイトの創立者は僕であり、感謝すべき立場は君達の筈。だが君達の言動からは僕への敬意など一切感じられない。
だから僕は決意したんだ。この機会に君達への復讐を果たそうとね」
最終更新:2014年01月10日 21:41