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 気が付いたら俺とウェッジは見知らぬ森の中で寝転んでいた。
 何がなにやら全く分からないがひとまず状況整理としよう。

 俺の名前はビックス。横で今なお目を回してるのは部下のウェッジ。
 俺達は偉大なるガストラ帝国の兵士で、
 ある任務の為に魔導アーマーに乗って炭鉱都市ナルシェへとやってきていた。

「はっ! 魔導アーマーは!?」

 乗っていた魔導アーマーがないことに気付き、慌てて辺りを見回す。
 すると真後ろにて逆さまに転がっている2台の魔導アーマーが目に入った。
 よかった。1台ウン百万ギルもする魔導アーマーを紛失したとなればクビどころでは済まない。

 ん……待てよ?
 そういえば俺とウェッジ以外にもう一人、娘がいたはずだ。
 もう一度辺りを見回すがどこにも娘の姿はいない。
 記憶に間違いがなければ娘も魔導アーマーに乗っていたはずだから……。
 このまま娘が見つからなければどちらにせよ魔導アーマー1台を紛失してしまったことになる。

 いや、魔導アーマーよりもあの娘だ。
 魔導アーマーは替えが効くがあの娘は1人しかいない。
 魔導の力をその身に宿しているとかでケフカにやたら気に入られていたから……
 あの娘に逃げられたとなるとケフカに殺されかねない!

最終更新:2014年11月11日 20:28