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「違う時間を生きる者が、4人以上で時空のゆがみに入ると、次元の力場がねじれてしまう……。
しかし、この所、時空のゆがみが多くてな。お前さん達の様にフラリとここへあらわれる者もいる……。
何かが時間全体にえいきょうをおよぼしているのかも知れんな……」
よく分からんが、5人でゲートに入ったのがマズかったらしい。
恐らく先に入った3人(クロノ、ルッカ、マール)はリーネ広場へと戻れて
後の2人、俺達はこっちに飛ばされたんだろう。
「で、どうやったら元の場所に戻れる……というかナルシェへは戻れないのか?」
「ナルシェ? そんな場所は聞いたことがないな……はて」
「というかお爺さんは何者なんですか?」
ウェッジにしてはいい質問だ。
「ほっほ、私はただのしがない老人じゃよ。だがお主らの時間の道しるべにはなってやれるぞ」
なんかうまくはぐらかされた気がするがまあいいだろう。
誰にだって話したくないことはある。
「あっ、そういえば魔導アーマーは!?」
「どこにもないであります!」
そうだ。ここのおかしな外観に戸惑い忘れていたが、アーマーがないではないか!
くそう! なくなるならアーマーじゃなくてウェッジだろうが!
「魔導アーマー……あのヘンテコな機械のことか」
「なに! ジイさん知ってるのか!」
「あれならスペッキオが面白がって運んで行ったぞ。ほれ、そこの扉の先だ」
恩に着る!
老人に一礼し、脱兎のごとく扉を開け放つ。
人のものを勝手に運び出すとはスペッキオとやら、なんたる奴か。
どんな奴かは知らんが帝国兵としてお灸を据えてやらねばなるまい。
最終更新:2014年11月11日 21:34