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「そうだ! そんなことより貴様! よくも我々のアーマーを!」
「お、これか。これ、僅かだけど魔法の力を感じる。だから持ってきた」
理由になってねーよ! 人のものを勝手にとったらどろぼう!
「おめーらの生まれるずっと昔……。魔法で栄えた王国、あった。その世界、みんな魔法使った。
けどその王国、魔力に溺れ滅びた……。それから人は魔法を使えなくなった。魔族以外はな」
魔大戦のことか。あれは壮絶な戦だったと聞いている。
そんな歴史を繰り返さない為にも帝国は全ての地域を掌握しようとしているのだ。
「だが、この機械、持ってる。心の強さを。魔法は心の強さ、力」
あ、俺達が心の強さを持ってるわけではないのか……。
ウェッジはともかく俺が心の強さを持っていないのはおかしい。
というかこいつも話をはぐらかせようとしていないか?
「魔法は天・冥・火・水の4つの力でなりたってる。
よかったらおめーらに魔法の力を与えてやるぞ」
な、なんだと!?
つつつ、つまり魔導師になれるということか!? この俺が!?
ということはケフカやセリス将軍、レオ将軍と同じ立ち位置に……!
そうなれば間違いなく俺は将軍になれる! 帝国万歳! 帝国バンザーイ!
「じゃあ、『魔法が使いたい~』とねんじながら、ドアの所からはじめて
この部屋の柵にそって、時計回りに3回まわる!」
…………は? なんだと?
「『魔法が使いたい~』とねんじながら、ドアの所からはじめて
この部屋の柵にそって、時計回りに3回まわる!」
馬鹿にしてるのか?
「これやらないと魔法の力はやれねーぞ」
次期将軍と言われるこの俺がそんなこと……!
「よ~し、あと2周だ!」
ってウェッジ走ってるし。
最終更新:2014年11月11日 21:36