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「よーし! ハニャハラヘッタミタ~イ!!」

 スペッキオがなんともマヌケな掛け声を上げると、ウェッジの身体を淡い光が包みこむ。

 【ウェッジは魔法を覚えた!】

「おお……なんだか力が湧いてくるようですよ。
 ビックス殿は3回まわらないんですか?」

 まわるかボケ!
 というか本当にこんなので魔法を覚えられたのか?
 やっぱりからかわれてただけなんじゃ……。

「ポイズン!」

 ウェッジがそう唱えて手のひらを突き出すと、緑色のきったねぇのが前へ向かって飛んでいった。
 ううむ、信じがたいが確かにこれはポイズン。ケフカが使っていたものと全く同じだ。

「ビックス殿、3回まわらないんですか……?」

 ぐぐぐ、いくら力が欲しいからってそんなプライドを捨てるようなマネは……。

「頑固なにーちゃんだな。しかたねー。おめーにはこれやる」

 そう言ってスペッキオが差し出してきたのは、小型の兵器のようなものだった。
 というかこれ魔導アーマーの残骸で作ったものじゃないか。な、なんてことを。

「それ、魔法の力が込められた武器。それならおめーでも魔法の力が扱える」

 なるほど。フィガロで流通している機械武器のようなものか。
 小さいしこれは扱いやすいな。剣と別に持っておけるし便利だ。

「ええ~、ビックス殿の武器の方がよかったなぁ。交換しません?」

 交換出来るものならしてやるさ。俺だって武器より魔法のがいい。

「……よし、じゃあ力試ししていくか?」
「は?」
「オレと戦うか? 魔法でならオレにダメージ与えられる」
「よーし、じゃあ……」

 その後、俺とウェッジはスペッキオにボコボコにされることとなった。
 ムーの見た目してるのに容赦なく魔法使ってくるとか……。

ビックス Lv9 帝国兵
HP 206
MP 0
Eミスリルソード
Eレザーアーマー
Eかわのぼうし
●まどう
 (生身でもファイア・サンダー・ブリザービーム、ヒールフォースが使える)

ウェッジ Lv6 帝国兵
HP 142
MP 35
Eミスリルソード
Eレザーアーマー
Eかわのぼうし
★ポイズン

 スペッキオとの戦いで少し成長したような気がするぞ。
 あとウェッジはやっぱり戦闘をサボってる気がする。

最終更新:2014年11月11日 21:37