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「魔王ーーーッ!!」

 戦いが始まったと思いきや、いきなりカエルが飛び出していった。
 魔王相手に正面から突っ込むだと!?
 あいつって確かもっと冷静な奴だったと思うんだが。
 考えていても仕方ない。援護しなければ。

 魔王へ向かってファイアビームを撃つ。よし、いいタイミングでの発射だ。
 このままいけば直撃――――と思ったところでビームが消える。

 いや、まるで魔王に吸い込まれたかのように消滅してしまったのだ。
 まさかこいつ、『魔王』だけあって魔法が通じないのか?

「うおおッ!!」

 カエルの一撃もあまり魔王には通じていないようだ。
 魔法も、物理もダメ。ならどう戦えばいいんだ……。

「ふ、愚か者達め。その程度で私に挑もうとはな」
「く、どうすれば……!」

 何も打つ手がない。魔王が持っていた鎌をこちらへ向け、振りかざそうとしたその瞬間、

「ポイズン!」

 ウェッジが魔法を唱える。だから魔法は効かないんだって。
 くそっ、もう終わりだ……。

最終更新:2014年11月11日 22:28