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俺達は何回見知らぬ場所で目を覚ますのだろうか。
どうやら今いる場所は400年前のガルディアよりもっと昔の時代。
いや、昔なんてものじゃない。俺達は原始時代に来てしまったのだ。
周りにいたのは草っ葉や皮で作られた服を着ているような奴らばかり。
でも俺達がいるこの場所だけは明らかに異質な場所だった。
オーパーツというかなんというか、流石に中世までとはいかないが
原始とは思えない文明があるのだ。この場所は。
恐竜人、とかいう種族の長が住む城らしい。
それで、俺とウェッジがいるこの場所はその城の牢屋。
カエルと魔王の姿はない。恐らく別の時代に飛ばされたのだろう。
「恐竜人、さからった者、みな殺しする! たいへん! たいへん!」
「アザーラ、人間、みな殺しする! たいへん! たいへん!」
「恐竜、かみなり、感電! ビリビリ! ビリビリ!」
やはり知能が低いのか周りにいる原始人はみんな同じようなことしか言わない。
どうやらこの時代では人間と恐竜人が争っているらしく、
アザーラとかいうのが恐竜人の長らしい。
というかこれ人間が負けたらどうなるんだ。未来にいる全員が恐竜人になるのか?
恐竜人というのをまだ見てないからなんとも言えんがそれは勘弁して欲しい。
爬虫類とかはどうにも苦手だ。
「あ、ビックス殿。誰か来たみたいですよ」
やってきたのはトカゲのような外見をした人型の生物。
恐らくこれが恐竜人……思ったとおりの気持ち悪い見た目だ。
恐竜人は下品に細い舌をチロチロ出したり引っ込めたりしながら喋りだす。
「われら、これからウタゲ! お前ら料理されて、皿の上グゲゲ」
なんてこった。こいつらは俺達を食うつもりだ。
そうなれば大人しく捕まっていられる道理はない。
武器を構え、骨組みの牢屋を叩き壊そうとしたその直後だった。
「サルどもぎゃ!!」
恐竜人が飛び上がって侵入者を迎え撃つ。
最終更新:2014年11月11日 22:33