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「やるじゃないか。見直したぞ、ウェッジ」
「ありがとうございます! ただバイオは消費がかなり大きくて……」

 もう今日はしばらく使えないとのこと。やっぱりバカだコイツは。
 残りの戦闘も俺とエイラで片付け、そしてようやく城の頂上へと辿りつく。
 なにやら何かが吼えるような声が聞こえるんだが……気のせいであって欲しい。

 アザーラの玉座の裏にあった扉を開けると、

 それが目に入る。いいや、入らざるを得なかった。
 ジャンクドラガーやヤクラなど比べ物にもならない。
 超! 超超超巨大な恐竜が先で俺達を見下していたのだ!

 まさかあれがアザーラなのか!?

「やはり来たか……。これが、最後の勝負になりそうだな」

 違ったらしい。デカい恐竜の後ろからちっこい恐竜人が現れる。
 ちっこい、って言っても他の恐竜人と同じくらいの大きさだが。
 あのバカデカい恐竜と比べると何もかも小さく見えてしまう。
 というか足場、崩れたりしないよな……?

「おそかれ早かれ、決めなければならぬのだ……。
 我々恐竜人か、きさま達サル共か。この地に生き残る方をな」

 なんか恐竜人にしては知能が高くないか?
 俺達とほとんど変わらない喋りなような気がする。
 ……ウェッジより頭が良かったりはしないよな?

「それ決める、大地のおきて。エイラ、戦うだけ!」

 どうやらアザーラと平和的に話している暇はなさそうだな。

最終更新:2014年11月13日 21:19