アットウィキロゴ
70ページ目

 その後、マールは喧嘩していた父親……ガルディア国王と和解。
 クロノの無罪も証明されて全部の問題がまとめて解消された。
 ステンドグラスは割れたままだがな。
 で、そんな俺達に王国から礼が贈られるらしい。

「マールディア王妃、ルッカ様にはプリズムドレスを。
 クロノ殿には虹の貝殻と太陽石から作られた名刀『虹』とプリズムメットを。
 ビックス様とウェッジ様には中世より伝わる幻の剣を差し上げましょう」

 そう言って渡されたのはなんだか無駄に輝いている剣だった。

「それは『夢幻』と呼ばれる幻の武器です。
 なんでもこの世界には存在するはずのない物質で作られているとか」

 なんだかキナ臭いな。存在しない物質がなんで手に入ったんだ。

「言い伝えによると、謎の旅人があるとき突然、夢幻の元となる幻の剣を置いていき、
 その剣を長年改良していった結果、夢幻になったとかなんとか……」

 ますますキナ臭い。
 が、強力な武器であることには違いなさそうだからありがたく頂戴しておく。

「ビックス殿。これ、私が装備しても?」

 うーん、まあいいだろ。俺にはスペッキオからもらった武器があるしな。
 でもお前魔法しか使わなくないか……? 紅の剣も結局使ってないよな?
 まっ、いいか。

「うーむ! なんだか初めて手にしたとは思えない感触です! 流石は幻の剣!」

最終更新:2014年11月13日 22:15