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神チー「遅い」
七人が一斉に背後を振り向き、その声の主、神チーの姿を視界に入れる。
しかし彼は一本の刀を片手にしていた。
ぱしろ「なんて速さだ....!」
更にぱしろはその神チーの背後にワープしていた。
神チー「俺は今からお前らを皆殺しにするんだぜ? 何の準備もせず此処に現れる訳ないだろ。お前ならこの意味分かるよな、直江?」
直江「....ック....! 皆、気をつけろ。今のアイツはとにかく硬くて速い。そして刀を武器に使う」
小銭「硬くて速い....?」
神チー「つまり....こういうことだ!」
神チーが一瞬動いたかと思うと、次の瞬間彼の刀と直江の刀は衝突していた。
直江「んぐっ.....! 月牙天衝!」
直江は神チーを押し返すと同時に月牙を放つ。
しかし、神チーは奥へ吹っ飛んだものの傷はついていなかった。
小銭「....なるほどな。速いし硬い....」
神チー「体を硬化するドリンク20杯、俺の速さを上げる錠剤30錠…完璧だ」
直江「クソッ…! だが…卍解!」
直江の容姿と刀の形状が変化する。
直江「お前ら、あいつに手出すなよ。あれは俺の宿敵だ」
小銭「えぇ? 何言っt」
直江「問答無用!」
直江はそれだけ言い、神チーに斬りかかった。
神チーは自分の刀でそれを受け止める。
神チー「ほぉ…こっちは皆殺しにするつもりなのにお前一人で立ち向かってくるとはな」
直江「貴様など俺一人で充分だ。この前は逃がしたが今度こそ仕留める。月牙天衝!」
神チー「だからさ....効かねぇっつの!」
神チーは直江の月牙を真正面から喰らうが、ちっともダメージを受けていない様子。
更に、瞬く間に彼は直江の背後に移動していた。
直江「!?」
神チー「もらった!」
神チーが刀を振り下ろす。
しかし、それは直江の体に当たる直前、見えない壁に当たって弾かれた。
直江「!? .....あの三次元幼女め......」
更に、神チーが態勢を立て直す直前、彼の体に落雷が空襲する。
神チー「ぐおっ.....! いくら鋼鉄の体とは言え、やはり雷は効くな.....」
神チーは一度直江達との距離を取り、ポケットを漁り始めた。
直江「ぱしろまで......手を出すなと――――」
直江が言い終える前に、突如神チーの立っていた地面が盛り上がった。
神チー「!?」
次の瞬間、神チーが吹き飛ばされる程の勢いで地面から巨大な物体が出現した。
その正体はモンスターと化した小銭だった。
神チー「効かねぇってのに....。つかお前まだそんな情けない姿なのかよ。10回以上変身すると面白いことが起きるぜ」
小銭(......何のことだ?)
直江「小銭まで....!!」
直江が小銭を怒鳴ろうとした途端、彼の肩に手が置かれた。
ネジ「なんでも一人でやろうとするな。俺らまだ仲間だろ?」
直江「....そうか。すまない」
最終更新:2014年01月10日 22:01