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 流石、世界を滅ぼす生き物だけあって攻撃は凄まじい。
 ただの殴りも致命的な一撃になり得る威力だし、超強力な雷を落としてきたりもするし。

「だが遅い!」

 本体自らが戦うのは初めてなのだろう。攻撃はどこかぎこちないし、狙いも甘い。
 いくら全ての力を備え持っていたとしてもこちらには経験の差がある。
 ならば戦いが長引く前に速攻で終わらせる!

「バイオ! ……ひいぃ~! これも効かない!」

 で、最後の戦いだってのにウェッジは役に立たない。
 ポイズンもドレインもバイオもラヴォスには通用しないのだ。

「ウェッジ! こいつに魔法は効かない! 剣で攻撃しろ!」
「ひっ、ひいぃ~~!!」

 へっぴり腰で剣を上げ、へろへろと振り下ろす。当然外れる。
 そしてそのまま尻餅をつくウェッジ。

「なにやってるんだ貴様!」
「剣での攻撃は久しぶりで……」

 そんなことを言ってる間にラヴォスが攻撃の態勢へと入った。
 いかん。ウェッジは隙だらけだ。

最終更新:2014年11月13日 22:26