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『ギュリリィィィィィィィィ!!!!!!!!』
あの腹を下したような鳴き声と同時に、俺達がいる異空間の雰囲気が変わる。
今はまるでエイラ達の時代。原始にいるかのような感じだ。
これもラヴォスの能力なのか、全ての時空の流れの中に放り込まれているような気分だ。
ラヴォスが両腕を天高く掲げる。何かしてくるようだ。
ラヴォスの腕に、例えるなら――原始の力が集中していく。
そして、
「あ、あんなの反則だろ…………!」
上空に巨大――巨大という表現ですら表しきれない程の大きな岩石が現れる。
あれを俺達にぶつけようっていうのか。あんなもん避けられるはずがない。
「あ、あわわ……!」
ウェッジは尻餅をついたまま愕然としている。
そしてラヴォスが両腕を振り下ろした。
その動作に合わせて巨岩が俺達へと落ちてくる。
「おおおおおおおおッ!!!」
落ちてくる巨岩に向かって必死にファイア・サンダー・ブリザービームを発射し続けるが
勢いを落とすことすら出来ない。
向かってくる魔導アーマーに小石をぶつけているようなものだ。
こちらの小さな攻撃で止めることは不可能。
かといって避けることも出来ない。
巨岩はこの空間全てを覆いつくすんじゃないかと思うほどに大きいのだ。
ここで終わりか………!
最終更新:2014年11月13日 22:26