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現れるなりヴァリガルマンダは大きく息を吸い込み、
口から炎・冷気・雷のブレスを吐き出す。出し惜しみはしないってか。
攻撃の内容的には俺がやった魔導銃での同時攻撃と変わりないが威力は桁違いだ。
あっという間にラヴォスの魔法攻撃を打ち消していく。
さすが幻獣。俺達に出来ないことを平然とやってのける。
「そこにシビれる! 憧れるゥ! 今がチャンスですよビックス殿!」
「飛べ! ヴァリガルマンダ!!」
ヴァリガルマンダが上昇していくと同時に俺はその背に飛び乗る。
攻撃出来るのはこれが最後だろう。ここで決めてみせる。
ビット達をブレスで牽制しながらラヴォスコアの真上まで辿り着く。
ここから飛び降り、串刺しにしてやれば流石のラヴォスもお陀仏だろう。
「ビックス殿ーッ! この剣を使ってくださいッ!」
……ん?
なんだか嫌な予感がする。
ウェッジの方を見てみると、今まさにこっちへ夢幻を投げ渡そうとしているところだった。
いや、あれは投げ渡すというかなんというか。
最終更新:2014年11月13日 22:32