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流石のラヴォスもこれ以上の仕掛けはないようだった。
ラヴォスコアの消滅と同時に人型と小型のビットも消え去る。
その直後に異空間が崩壊を始めた。
「終わった…………」
全くどうなることかと思った。
散々ウェッジのことを馬鹿にしてきたが俺もまだまだだな。
まあヴァリガルマンダに夢幻を突き刺したウェッジよりは数万倍マシだろう。
「ビックス殿~!」
声の方へ顔を向けると、ウェッジの他にもう1人立っているのが見えた。
「クロノ! 目を覚ましてたのか!」
ということはさっきの風はクロノが起こしたものか。
よかった。あれがなければ本当に大変なことになっていた。
「ビックス殿! 遂にやりましたね! 大勝利です!」
ああ……。色々とおかしな場面もあったが終わりよければ全て良しだ。
ヴァリガルマンダの言っていた通りならこれで元の世界に帰れるはず。
ということは……。
「クロノ、お前達とはお別れだな」
「…………?」
クロノが首を傾げる。事情を知らなければそういう反応になるか。
まあ別れに多くの言葉はいらないだろう。
「離れていても自分達は仲間です! クロノ殿! 決して忘れません!
うおおお~ッ!」
ウェッジは放っておこう。完全にクロノ困ってるぞ。
最終更新:2014年11月13日 22:35