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直江(どうせこの傷じゃもうまともに戦えない.....。
だったら.....遣るしかない.....今この状況を打開出来るのは俺だけなんだ)
小銭「うおおおおおおお!!」
小銭は角竜の姿へ変化し、目にも止まらぬ速さで接近してくる神チーに巨大な角で迎撃しようとする。
しかし、神チーは角など構いもせず、彼の体を刀で斬り続ける。
小銭(ヤバい.....図体がデカいだけに狙われ続けてる!)
しかし、突如そんな彼を取り囲む様に見えない壁が現れ、神チーの攻撃はそれに弾かれる。
小銭(バカ、何してんだいさなちゃん!)
小銭は自分を守ってくれたいさなに感謝しつつも、同時にある危機感を感じていた。
そしてその危機感は実現した。
神チーはいさなに向かって一直線に走りだしたのだ。
いさなは自分の前に何重も壁を重ねるが、彼はそれらをお構いなしに破壊し続け、とうとう彼女の目の前にまで迫った。
いさな「.....っ!!」
神チー「........!?」
その時、勢い余る程の勢いで走っていた神チーが急に何かに頭を掴まれ、後方にぶん投げられた。
いさなの目の前に立っていたのは見慣れているが見慣れてない男。
いさな「......直江さん?」
神チー「......ガルルル......!!」
神チーは額の傷を抑えながら立ち上がり、直江を睨みつける。
ぱしろ「.....直江?」
星屑「......でもなんか違う」
小銭「髪は長いし.....右腕に刀が固定されてんな」
直江「最後だ......」
いさな「....?」
直江「最後の月牙天衝だ」
直江はそう呟き、その場から消えた。
次の瞬間、再び神チーの頭が掴まれ、直江はそれを乱暴に地面に叩きつけた。
ぱしろ「な、何だアイツ.....? 急に戦闘能力上がってないか?」
直江(この力を使い切った頃、俺は死神の力を失う。もう二度とこの世界で戦うことは出来ない)
神チーも遣られっぱなしという訳にも行かない様で、彼は自分の頭を掴む直江の手を斬る様に刀を振った。
しかし、その時既に直江は手を放していた。
直江は一度神チーとの距離を取り、右腕に刀状の黒い霊圧を溜める。
直江(だからこれが最後の戦いとなるだろう。それでも俺は構わない。俺を仲間と認めてくれた皆の為なら.....)
直江「無月」
彼の右腕に溜まっていた霊圧が振り下ろされると、島の半径程の長さの黒い斬撃が神チーに襲い掛かった。
最終更新:2014年01月10日 22:07