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次の日の昼休み、俺は佐伯を教室へ呼び込み、堀さんと三人で話合うことにした。
都合がいいことに、堀さんは人付き合いが苦手なようで、仲の良い友達もいないらしい。強面だし。そりゃ避けられるわ。
「佐伯、お前、どう思う?巣山先生について」
「巣山先生ねぇ……。生徒からの評判はいいよ。とても。数学を担当してるんだが、分かりやすいし、親しみやすいのが売りだそうだ」
「そうじゃなくて、怪しいとか、裏があるとか、そういうことで」
「一言でいえば、全くもって普通だ。普通すぎる先生だな」
「堀さんはどう?何か感じることはない?」
「ない」
短い返事。速答。
「普通すぎるけど、やっぱり拳銃を持ち出したってのはやばい。それに、教室めちゃくちゃにするってそんな簡単にできないよ。僕はできれば関わりたくもない」
佐伯は引っ込む。
「佐伯、お前は部長だ。それはダメ」
それにしても不思議な点が多い。巣山先生があんなことをした動機。そしてあのメッセージ。
「二人とも、今日は暇だよな?」
佐伯も堀さんもうなずく。
「尾行してみよう、何かわかるかも」
いや、どうしてそうなる、とは誰も言わなかった。やはり、気になっているのだろう。
最終更新:2014年11月14日 22:51