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かりん(19)…ゆうりのお気に入りという訳だが、こういちろうはかりんを見た瞬間にあの記憶がフラッシュバックする。
とりあえず、その女と手を繋ぎ部屋へと入る。
かりんが、ベットに座ってと言われるとこういちろうはベットに腰をかけた。
かりんもこういちろうの横で腰をかけ、こういちろうにこう口にした
『間違ってたら申し訳ないけど、こういちろうでしょ?』
そう、その女はこういちろうの知り合いであった。
そいつの名前はゆうみ…
ゆうみの顔は少し気まずそうな雰囲気を醸し出していた。
それはこういちろうも同じだ。
二人は小学校の時の同級生…そう、ゆうみは小学校四年生の時、こういちろうを虐めていた虐め集団のリーダー格だったのだ。
こういちろうはゆうみの顔みてすぐにあいつだと感じていた。
こういちろうの憎しみ溢れる相手…ゆうみ。
今はこんな風俗店で働いていると思うと尚更腹が立ってくる。
トラウマが憎悪と化し、こういちろうは握り拳を作るとゆうみの顔を殴りつけた。
いきなり殴られたゆうみはベッドの上に倒れ込む。
『これは俺が苦しませられた分だ…今でも心が痛いんだよ、お前のせいで!今ここで潰してやる!』
こういちろうはゆうみの顔面を殴りつける。今まで虐められた分を倍にして返してやろうと…
女に対するトラウマを作った相手に復讐の意を込めて…
ゆうみを殴りつけているうちに、ゆうみが涙を流しこういちろうに
『やめて…やめて…』
と涙声で言うと、殴り続けていたこういちろうの手が止まる。
『こういちろうが転校してから、あたし達こういちろうに謝りたかったの…あの時の事を…』
『は?謝りたかった?何故だ…言えよ…言えよ雌豚ぁっ!』
両手でゆうみの胸ぐらを掴み、白い壁にゆうみを押し付ける。
『あの時、こういちろうを虐めるのが楽しかった。』
この発言で腹が立ち、こういちろうは再びゆうみの胸ぐらを掴んだまま壁に強く押し付ける。
『痛い…最後まで話聞いてよ。』
言われるがままにゆうみの話を最後まで聞くと、こういちろうを虐めた原因は反応を見るのが面白かったからだそうだ。
こういちろうをいじめる以前にも他の男をいじめていたそうだが、一番はこういちろうを虐めるのが楽しかったようだ。
この話を耳にしてムカついてくるこういちろうだが最後までゆうみの話を聞いた。
だが、こういちろうが不登校になり転校した時からゆうみの人生は変わったみたいだ。

最終更新:2014年11月20日 16:50