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こういちろうを転校させたのはどうみてもあいつが原因ということでかつて小学校4年までの友達から虐めを受ける日々を過ごしていたらしい。
当時いじめ仲間だった奴等はいじめられているゆうみを見て見ぬ振り。
次第にはゆうみを避けるようになり、いつの日かそいつらは遠い存在となった。
気がついたら、自分はぼっちになり孤独感を抱いていたみたいだ。
”性”というものを身についた小学6年生の時、かつてのこういちろうの友達数人がゆうみを人影の無い森へと連れて行かれて強.姦もされたようだ。
それが初体験だったという。その日は一晩中、深い森の奥で泣いていたらしい。
それからは小学校で虐められ、放課後は強姦されるという日々が続き、気が付いたら不登校となり卒業式も出なかったらしい。
中学は市立だと小学校の時の生徒がいるということで親に説得し私立の中学へと通うようになったみたいだ。
この時から、こういちろうをいじめた事を後悔し謝ろうと思っていたという。
いじめがどんなに卑怯で悪なのか、こういちろうが居なくなって自分がこの肌で感じ罪悪感を抱いていたみたいだ。
私立の中学に入ってからは新しい友達もでき、普通の学生生活を送ろうと考えていた。
だが、勉強について行けず、ゆうみはテストの成績も悪く親に殴られる事もあった。
父親からは『勉強勉強』と言われ、母親からは『成績あげろ。』と言われてすごいストレスを感じていた。
両親を殺してやろうとも考えた事もあった。
そんなこんなあって、中学二年生の夏だった。
夏休みで蝉の鳴き声がうるさいこの時期、両親が離婚することになってしまった。
40代の父親が会社をリストラされてしまう。
家計を支えていた存在の父…職場で真面目に働いて金を稼いていたのに、いきなりのリストラ。
その後、父は職場を見つけることはできずに毎日酒を飲むばかりの生活になってしまった。
その姿を見ていた母はいつの日か耐えられなくなり父と喧嘩が毎日のように勃発。
挙げ句の果てには父と母は離婚を決意したのだ。
離婚した後、ゆうみは母親に引き取られて母の実家に住むことになった。
母の実家にはおじいちゃんとおばあちゃんが住んでおり、孫であるゆうみを可愛がってあげた。
だが、おじいちゃんとおばあちゃんは年金生活で母は就職どころかパート・アルバイトとして働いてもいない。
私立の中学校へ行くお金など無かったので私立の中学校を中退。
その後は市立の中学へと転校になるが、中学に行く気など全く起きず、卒業式までずっと不登校だった。
家にずっと引きこもっていて何もしていなかった。
中学の卒業式も参加しないで終わった。
高校は行く金も危うく、勉強についていけないと思って高校は行っていない。
母親は仕事せず、ずっと酒を飲んでいる生活を送り、ゆうみは放置されていた。
ゆうみはこの孤独に耐えきれず、家を飛び出した。
家を失ったゆうみはしばらくの間、ホームレス生活を送る。
公園で寝泊まりの生活だ。金は家にあった年金の一万円を盗んでいたから少しの間はお金に困ることは無かった。
だが、一週間経つとお金は無くなり困っていた。
最終更新:2014年11月20日 16:51