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テレビに現在の内閣総理大臣、阿宗次郎が映った。
「え~単純所持禁止法とは児童ポルノ法を厳しくしようと言うわけですが三次元だけでなく二次元を全般規制する事になりました。健全な青少年の教育の為、何卒ご理解頂けますよう・・・・・」
ブチッ!
起こった少年はテレビを消した。
「な~にが単純所持禁止だ!ヲタク文化を破壊するつもりか?」
ピロリロリロ~♪少年の隣に置いてあった携帯が鳴った。どうやら着信で電話が来たらしい。真・三國無双のBGMである。
「もしもし、直江ですけど~。」
少年は名乗りながら不機嫌そうな声で応答した。
「セールだ。おいテレビみたかよ!?あのニュースだよ!全くふざけんなって感じだよ!」
電話の声の主はセール。直江と名乗った少年の友達である。以後、少年を直江と呼ぶ事にする。
「俺達非リア充はこれからどうやって生きていけばいいんだよ・・・。現実見たって顔がキモいから無駄だし、生き甲斐を失ったな・・・。いっそ死んだ方が・・・・。」
「バッカヤロウ!それよりテレビ付けろ!前首相の副田がヤベエ事言ってるぜ!」
セールに促され、「分かった。」と直江はテレビを付けた。
テレビには前首相の副田高男が映っていた。
「え〜気持ち悪いヲタク文化など目を覆うばかりの物です。全世界に恥を晒してる様な物です。また、このようなヲタク共は日本改善の為、排除しなければなりません。つきましては、一ヶ月後から秋葉原を中心とするヲタク狩りを始めます。え〜、自衛隊を秋葉原に派遣し、ヲタクと見られる人間が居たらその場で射殺する事を決定致しました。全国の気持ち悪いヲタク共は改心し、早々に現実に戻られる様努力を・・・」
「なんてこった!これじゃ俺達もいずれ殺される!」
堪忍袋の緒を切らした直江はワナワナと手を震えさせ、拳を床にぶつけた。
「どうする直江さんよ。今更リアなんて見てられるか?」
セールは深刻な顔で問いかけた。
「んな事出来るか!死んだ方がマシだ!」
「って言うよりいずれ俺達も殺されちまうな。」
「・・・・・・・。」
その後ベッドの布団に潜り込んだ直江は考えた。
「どうせ殺られるんなら、いっそ、抗って見る方が良いのでは・・・・?」
「殺るか、殺られるか、これはヲタク文化の存亡を掛けた一大事・・・。」
そう考える内に、直江は寝た。
最終更新:2015年10月07日 23:31