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「加減はしてやったんだぜ。早く出てこいよ。少しは俺を楽しませろ。」
水素がクイクイと右手で挑発する。瓦礫となったスタントから忍者男が吐血しながらフィールドに戻る。
「お前を甘く見ていたよ。お前からは何の力も感じなかったんでな。だがその異常な強さは何だ!これなら少々本気を出しても良さそうだ!完成体須佐能乎!」
忍者男が先程よりも大きなチャクラの巨人を呼び出す。巨人はチャクラで出来た巨大な刀を抜刀して構える。
「天照」
忍者男の片目の万華鏡写輪眼の視点から水素が居る位置で黒い炎が発生するが既にそこには水素は居なかった。目にも止まらぬ速さで避けたのである。
「だがこの十束の剣を受けても余裕でいられるかな?」
須佐能乎が刀を振り下ろすも、高速で動いている水素には当たらない。刀が振り下ろされたところに深い切れ目が入るのみだ。
「普通のパンチ」
水素の拳が須佐能乎に直撃するが、今度は少しヒビが入るのみである。
「残念だったな!死ねえ!」
再び須佐能乎が刀を振り下ろすがそれは軽々と避けられる。水素はもう一度須佐能乎に迫る。
「連続普通のパンチ」
須佐能乎に右腕のラッシュが叩き込まれると須佐能乎に入っていたヒビが広がり、やがて破壊された。拳が忍者男の顔面を捉える。
「天照」
だが忍者男の目も水素を捉えていた。視点から発火し、水素の体を黒い炎が包む。
「須佐能乎」
黒い炎がついた水素の拳を一時的に避けて距離を取る為に須佐能乎を出す。須佐能乎は一瞬で破壊されるが忍者男は素早く後ろに下がって拳を避ける。
「天照の黒い炎は対象を焼き尽くすまで消えない。終わりだな。」
「そうか?この変な黒い炎、あったかいだけだぞ?っていうかヤバッ、服燃えるじゃん!」
水素は服が燃えていることに気づいて上着を脱ぎ捨てる。
最終更新:2016年10月12日 00:23