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「拡声器はあるか?」

「はっ!これに!」

国門の上で伝令兵が李信に拡声器を手渡す。

「聞こえるか!ガルガイドのゴミ共!」

拡声器で李信の声が辺り一帯に鳴り響き、ガルガイド軍の将兵達はそれに反応してざわめく。

「そんなにこの俺を殺したくば来い!皆殺しにしてやる!」

「あの野郎…」

エイジスが李信の声に反応する。

「特にフェンリル!先日は殺し損ねたが今日こそ決着をつけてやる!俺は逃げも隠れもしない!貴様も出てこい!」

「団長、俺行きます。奴を捕まえるのは俺しか居ません!」

「ええ、奴を捕まえられるのは貴方しか居ないわ。頼んだわよ。」

李信の声に反応したエイジスがエリスの許可を得る。

「第三軍までに攻撃命令を出せ。」

ガルガイド国王が伝令兵を通じて突撃命令を下した。

「かかれー!」

命を受けたガルガイド軍が第一騎士団率いる5000から動き出す。それに続いて第二騎士団率いる5000と第三騎士団率いる3000が国門目掛けて突撃を始めた。

「この黒尽くめ野郎ー!」

エイジスは1人絶大な膂力で李信目掛けて跳ぶ。

「来たかフェンリル!今日こそ貴様を殺す!」

李信が抜刀してエイジスを待ち構える。

「他の雑魚は俺に任せな!」

小銭がライダーのクラスカードを発動し、出現した宙に浮かぶ二頭の黒馬に引かれる馬車に飛び乗り、赤いマントを身につけて腰の剣を抜く。

「王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)!」

小銭が剣を天に掲げると、固有結界により辺り一面が砂漠と化す。小銭の背後には彼に従う無数のマケドニア軍が出現していた。

最終更新:2022年09月04日 15:56