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埼玉、某住宅街にて
生徒(コンビニ探して散々振り回されてるうちに学校の方に戻ってきたな…)
もはやコンビニを探す気力もなく、特にどこかへ向かう訳でもなく住宅街を歩いていた。
水素(ん?あいつはまさか、んな簡単に見つかるのか)
ガモスに乗って飛んでいた水素は偶然住宅街の中を歩く生徒を発見した。
水素「おい、ちょくえ、もう見つけちまった」
スマホでちょくえに知らせる
ちょくえ「お手柄だな。今から高校に向かう。グラウンドまででいい。誘導しろ。」
水素「わかった。 よし、ガモス、あいつの後ろを文字で燃やせ」
ガモス「ぷひぃぃぃぃっぷっ」
生徒「!?」
突然の背後の轟音に驚き振り返る。
生徒「燃え、てる?ん、あれは…」
上空にガモスとその上に人が乗っているのを発見する。
生徒「私を焼き殺すつもりか…!?」
生徒は走って火の手から逃げる
水素「退路を1つずつ燃やしてって学校に誘導するんだ」
ガモス「ぷひぃぃぃぃっぷっ」
生徒「く、文字のPP最大8じゃないのか?撃ちすぎだろ。ひょっとして火炎と空を飛ぶ覚えてる旅パ仕様?
」
走りながら呟き、進行方向が燃やされるたびに方向転換していった
数分これが続き、
生徒「はぁ、はぁ、もう無理だ、学校に避難しよ…糞!」
進行方向がまたもや燃やされて妨害される。
生徒「グラウンドからなら行けるか!?」
生徒がグラウンドに入った瞬間水素は安堵の笑みを浮かべた
水素「誘導せいこーう」
生徒がグラウンドの中央まで走った所で校舎側からちょくえが歩いてきた。
ちょくえ「よう、また会ったな。 水素!学校の周りを燃やし尽くせ!」
水素「わかった!」
すると水素のガモスが学校の周りを燃やし始めた。
ちょくえ「これで、お前は学校の敷地内から出れない。死ぬ気で行けば出れるかもしれんがな?
つまりだな、こちらからサシのバトルをお願いしたい」
生徒「…」
ちょくえが無言を回答と受け止め再び喋りだす
「お前、最初に俺ら襲ったとき、俺のこと人殺しって言ったな。
その怒りが今お前が銃を手に持ち立っている理由だろ?
なら今の俺とお前との利害は一致だ」
生徒「…」
生徒は無言でアサルトライフルをちょくえに向けて構えた
ちょくえ「やる気になったんだな。じゃ、」
ちょくえは瞬間的に、というか的いらない速さで掌打を生徒に浴びせ吹っ飛ばす
生徒「ぐっ…!」
ちょくえ「…、まぁ、殺そうと思えばお前程度いくらでも殺せるけどな。ジワジワと痛めつけてやんよ」
生徒「…、くっ!」
生徒は仰向けのまま上半身を起こしちょくえに向けアサルトライフルを連射する。
しかしちょくえはやはりマトリックスさながらの動きで全弾かわす。
ちょくえ「ハンドガンだろうがマシンガンだろうが当たんねぇもんは当たんねぇんだ。ムリゲー強いてわりぃな」
生徒の襟元を左手でつかみ上げ右手で殴り飛ばす。
痛みにうずくまる生徒を更に蹴り飛ばしちょくえは生徒に問う。
ちょくえ「どうだ、もうかなり痛ぇだろ。もう死ぬか?苦しみは短い方が楽だ。」
生徒は首を横に振る
ちょくえ「ほう、じゃあまだいじめちゃうよ」
ちょくえは再び襟元をつかみ上げた。
その瞬間2発の銃声がなり響き、ちょくえの動きが止まる。
ちょくえ「な、に…!?」
生徒「この銃が何発弾倉か、自分は何発撃ったか。ちゃんと確認して2発残しといたよ。」
ちょくえ「舐めすぎるとやはりいかんな。ふん、まぁいい」
左のわき腹を押さえながらしゃべり、モンスターボール6
個を地面に落とす。
あられが降りだした。
ちょくえ「こいつを殺せ。ラティ、お前は俺を連れてけ」
ちょくえと生徒の間にラティオス、グロス、ノオー、ボルト、パルシェン、ブシンがモンスターボールから現れた。
生徒「な、何やこの厨パァ!」
最終更新:2014年01月25日 15:12