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 「ほんっと暇人だね。暇ならちょっと付き合ってよ」
 「んー? やだよ、めんどくさい」
どうせパシりとかにされるに決まってる。
この子は見た目で何か騙しておいてそんなことをする腹黒い子だ。
まさにエモンガの幻影を見せたゾロアーク。


 「どうせ遣ることないんでしょ? 来てよ」
南はしつこく俺の服を引っ張る。
 「ったくだるいなー。なんで昼間っからヒヒダルマと二人っきりにならなきゃいけねーんだよ」
 「なっ///それどーゆー意味よ! あとで覚えときなさい・・・!
それに二人っきりじゃない、翼も後で来るんだから」
翼・・・天宮 翼か。
彼も俺の友達の一人だった。


 「よう翼」
 「・・・あ?」
彼は不機嫌だった。
まぁ理由は大体予想がつく。

 「なんだよーせっかくルルちゃんと二人っきりになれるかと思ってたのにテメーも来たのかよ」
やはり予想通りだった。
 「その南に誘われてきたんだ。文句なら南にどうぞ」
 「ルルちゃん可愛いから許す。お前は許さねぇ」
 「はぁ、めんどくさいなぁ┐('~`;)┌」
俺はわざとらしくため息をつく。
 「まぁいいや。実は俺も今回、お前が必要だと思ってたからな。それに後でどうせ呼びにいくつもりだったし。
でも呼びにいくまでのラブラブタイムがなくなるのはやっぱ惜しいなぁ」
翼も南も俺を必要としている。
となると、今から起きる出来事はポケモン関連であることは間違いと予想した。


天宮 翼。
金髪で紫の瞳。ピアスやネックレスをつけているという、俺とは正反対の目立ちたがり野郎。
一応校内でも一部の女子から人気はあるが、彼にはそんなことどうでも良かった。
何故なら彼の視界には南 留々華という女一人しか入ってないのだから。
彼とも入学当時から仲が良いし、俺的には性格もチラーミィレベルで好ましい。
とはいえ留々華のことしか頭にないのが少し残念だった。

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最終更新:2014年01月30日 22:18