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「ほ~らね。あいつはもうモンスターボールを手に取ることがてきないんだって。諦めようよ」
彰が去ったあと、翼が言った。
「うーん、こんなにもあっさりと私達の計画が捻じ伏せられるのは嫌だなー。もう少し粘りたい」
「あんまりしつこくすると嫌われちゃうよー。
・・・・よし、粘ろうもっと粘ろうしつこく付きまとおう」
・・・どうせ彼は、私を彰から突き放して自分のものにしようと考えてるんだろう。
この男が考えていることはほとんどお見通しだった。
だからこそ利用価値が・・・おっとこれ以上は禁句。
「ま、あともう少し頑張ってみるよ」
翼は少し肩を落とした様子だが「俺も協力するよ」と言った。
テーンテケテケテンテンテンテン テーンテケテケテンテンテンテン...。
ケータイの着信音とバイブレーションが響いた。
送信者は見慣れないメールアドレスだった。
内容は・・・。
『今日の夜8時頃、ヤグルマの森の入り口で待ってる』
見るからに怪しい。
が、俺は行くことを決意した。
最終更新:2014年01月30日 22:25