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「よし、なら入隊許可。これから頑張りましょう!」
その場の全員はいっせいに拍手をした。
彼女を歓迎しているのだろう。
「さて、それでは新しく入ったばかりの南ちゃんも含め、今から自己紹介を始めたいと思います。
皆まだお互いのこと、あまりよく知らないもんね」
アラララギ博士が主体となって、全員は一人ずつ自己紹介をしていくことにした。
ということは、この組織は創られてからまだそんなに経ってないのか。
「ハイ! 一番手は俺!」
手を上げたのは翼。
昼間にしても夜にしても相変わらずその無邪気なテンションは変わらない。
「俺、天宮翼! 16歳で高校高校二年生です!
アラララギ博士にスカウトされて入りました! 宜しくお願いします!」
彼もアラララギ博士にスカウトされた。
まぁ学校では一応強い方だしおかしくはないが。
「じゃあ、時計回りでいきましょう。次は母さん、お願いします」
アラララギ博士の母、此方からすると近所のおばちゃんみたいな雰囲気を漂わせるその女性が前に出た。
「私はアララギ。アラララギの母です。今はそんなでもないけど、昔は結構優秀なポケモン博士だったわ。なにか知りたいことがあったら遠慮なく言ってね。ちなみに、D.D.Dでは研究長を務めさせてもらうわ。どうぞ宜しくお願いします」
へぇ、アラララギ博士はアララギ博士の娘だったのか。
んにしてもすごいネームセンス・・・。
「次は僕かな。僕は坂之 龍騎(さかの りゅうき)。17歳で高校3年生です。翼君たちと同じ飛雲高校の生徒なんだけど・・・知ってる?」
「知らね。俺先輩とはまったく吊るんだことないし。お前らは知ってる?」
「「知らない」」
俺と南は同時に首を横に振った。
「そっかー・・・残念だなぁ。まぁ、とにかく此処にスカウトされるくらいの力は持ってるんで・・・。どうぞ宜しくお願いします」
彼は深々と頭を下げた。
それにしても同じ学校の生徒が此処に来ていることには驚いた。
「えーと、俺、佐伯 玲音(さえき れお)。歳は翼達と同じ16。ライモンシティからわざわざ来たんだ。まぁ、宜しく」
アラララギ博士がライモンシティに行ってまでもスカウトするとは、どれほどの実力の持ち主なのだろうか。
「私、夜嶋 美音(やじま みお)です。17歳で、シッポウシティの七宝高校に通ってます。高校二年です。宜しくお願いしま す」
シッポウシティ・・・となると、ヤグルマの森や橋を越える必要があり、一本道の4番道路を突っ切るだけのライモンシティよ りはるかに辛いだろう。
彼女の実力も計り知れん。
「次私ですね! 私、夜嶋 紫音(やじま しおん)です! 美音と双子の姉妹なんです! これから宜しくお願いします ね!」
姉妹揃ってD.D.Dに・・・。
そして大人しい美音に対し、紫音はずいぶん騒がしそうなタイプだった。
「ふー、俺か。俺は山田 裕貴(やまだ ゆうき)。22歳。現時点でイッシュ地方の四天王だ。バトルしたくなったらいつでも言ってくれ。宜しくな」
ついに四天王まで入れてしまうとは。
この組織、どれだけ強者を集める気なんだ。
最終更新:2014年01月30日 22:43