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「私は荒野 岳(あらの がく)。35歳。一応、この組織の創立者なんだ。ボス、とでも呼んでくれ。それと・・・いや、なんでもない。宜しく頼む」
へぇ、この人がD.D.Dを築き上げたのか。
ここまで成長したとなるとさも嬉しいだろうな。
「私、ですね。富岡 茜(とみおか あかね)と申します。17歳です。サンヨウシティから来ました。宜しくお願いしますね」
今度はサンヨウシティとは・・・。
あんなところからヒウンシティまで歩くとは、一番大変だったろう。
それにその実力も相当のものだろう。
「えー、私は金谷 美鈴(かなや みすず)。20歳よ。これでも現在、ヒウンジムのジムリーダーなの。まぁ、宜しく頼むわ」
ヒウンジムのジムリーダー。
何処かで見たような顔だと思ったが、今になってようやく確信を持てた。
同じ街に住んでるのに忘れてた俺って・・・。
まぁそれは良いとして、ジムリーダーをもスカウトしてしまうのはまた凄いことだった。
「えっと、次は私かな。私は南 留々華。翼や彰、坂之さんと同じ飛雲高校の生徒です。実力はそれほどありませんが、宜しくお願いします」
南はそう言って頭を下げた。
ついさっきまでまだ落ち込んでたのに、今はそんなでもなかった。
きっとこの組織の仲間を見て元気をもらったんだろう。
「えーと、私ね。皆知ってると思うけど、アラララギよ。
基本メンバー集めをするけど、研究員も務めさせてもらうので、用があったら地下の研究室まで来てね。
あ、ちなみに此処にいるメンバー以外にも地下にオーキド博士、ハチカマド博士達がいるわ。
彼らは有名だから分かると思うけど、地下に籠って研究ばかりしてるからこういう場にも来ることは少ないわ。
代わりに私が紹介してあげたけど、挨拶くらいはしておいた方がいいかもね。
そんなわけで、宜しくお願いします」
あの有名なオーキド博士、ハチカマド博士がいるとは・・・。
この組織、なんやかんやでやっぱ強そうだ。
そうこうしているうちに俺の番が遣ってきた。
しかも最後という。
「えー、初めまして皆さん。流崎 彰です。16歳で翼達と同じ飛雲高校生徒です。
知ってる人もいるかもしれませんが、暫くポケモンを扱ってなかったんで足手纏いになるかもしれませんが、宜しくお願いします」
「さて、全員自己紹介終えたわね。今日はこれで解散の予定だけど、明後日また8時頃、ここで作戦会議があるの。
茜ちゃん達は大変かもしれないけど、まぁ無理はしない程度に出来る限り来てもらいたいわ。では、ボス、最後になにか一言」
組織のボスこと岳が口を開く。
「うぬ。諸君、今日は夜遅くご苦労だった。我々は基本、夜に活動をする予定なのでその辺は考慮して頂きたい。
今日は疲れたであろう。明日はゆっくりと休むがよい。それでは、解散」
最後のボスの一言で、全員の緊張感が抜けていくのが分かった。
皆は「お疲れ様でーす」「ありがとうございましたー」と仲間に言い合い、エレベーターに入っていった。
エレベーターは3つあるが、それでも全員が入るにはギリギリだった。
これ以上メンバーが増えたらどうなるやら。
最終更新:2014年01月30日 22:44