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「茜さん、だっけ。サンヨウシティからわざわざ来てるんだよね」
と、玲音。
「えぇ、まぁ。ざっと3時間くらいかかりますね」
3時間・・・となると相当体力を消耗するだろう。
今帰っても家につくのは夜中の1時。
俺なら組織に入る気にはなれない。
「大変だねー。ルルちゃん泊めてあげれば?」
翼が言う。
南は突然指名されて慌てた。
「え、そんなこと急に言われても!」
「南さん、今日は近くのホテルにでも泊まろうと思ってるんで大丈夫ですよ」
茜が言うと、南はほっと胸を撫で下ろした。
「じゃ、俺は此所でバイバイさせてもらうわ。ライモンシティこっちなんで」
玲音がスリムストリートの方を見て言う。
「あれ、どうせそっち行くならアジト出たとき左に曲がれば速かったのに」
と、翼。
「いや、今日はお前らと話したかったからこっちまで来たんだ。いろいろと楽しかったよ。改めてこれからも宜しくな。じゃ」
「「「「じゃあねー」」」」
玲音の赤い後ろ髪がスリムストリートの暗闇に消えてった。
「じゃ、俺らはモードストリートに家があるからこの辺で」
翼に続き、南もモードストリートに曲がろうとした。
「じゃあなー」
「じゃあね、翼くん、ルルちゃん!」
「おやすみなさい」
「お疲れー」
「また明後日会いましょう」
残ったのは俺、龍騎、茜、夜嶋姉妹になった。
しかし、俺が消えるのもそう遅くはなかった。
「俺、ポケセンの隣に住んでるんだ。だからこの辺でノシ」
「へぇ、あれが彰くんの家かー。今度遊びいっていい?」
「ちょ、それは・・・」
相変わらず元気な紫音だ。
「あ、その前に龍騎さん、どの辺に住んでるか聞かせてもらっても良いっすか?」
同じ街に住む者同士、住んでる場所は知っておきたかったのだ。
「あぁ、僕? 僕はセントラルエリアからヒウンストリートに入って、右から三軒目の家に住んでるよ。良かったら今度遊びにおいで」
「へぇ、ヒウンストリートですか。そんなに遠くないですね。今度お邪魔させてもらいますわ(笑)」
「うん、その時は歓迎するよ」
そうして、俺は彼らと別れた。
最終更新:2014年01月30日 22:47