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 「はぁー疲れたー」
翼が俺にもたれかかった。
 「お前重ぇよ! 自力で歩け」
翼を押し返すと、彼は今度は玲音の肩に腕を乗せた。
 「腰痛い頭痛い。俺明日死ぬかも」
 「お前家近いだろ。俺の方が歩くんだから・・・ってか離れろ重い」
玲音にも突き飛ばされる。

 「あはは、翼君おもしろーいwww」
紫音が腹を抱えて笑っている。 そんなに面白いか。
龍騎、茜、美音もクスクスと笑う。

 「おいおい、明日は初陣なのにそんなんで大丈夫か?」
玲音が呆れたように言う。
 「その時になりゃ真面目に遣るって。な?」
 「まぁ、意外とこいつ遣るときゃ遣るから。心配ないさ」
俺が助け船をだしてやると、玲音は「ふーん」と疑うような目で此方を見た。
信用されてないのは明らかだ。
 「ま、結果を楽しみにしてな」

 「龍騎君は別行動なんですよね」
茜が言う。
 「うん、ジムリーダーと二人でサザナミタウンを調査。僕もブラックシティが良かったなぁ」
 「どうしてですか?」
 「サザナミタウンは有名だから何回か行ったことあるんだけど、ブラックシティはまだ入ったことないからね」
 「なるほど、そういうことですか。でもブラックシティってはみ出し者が多いらしいですよ。
私としては行きたくないというかなんというか」
 「へぇ、でもなんか逆にそういうところって行きたくなるんだよね、僕。スリルがあるというか・・・」
 「まあ・・・。龍騎さんもある意味はみ出し者?」
 「い、いや、そういうわけじゃ(;´д`)」
この二人、完全に二人だけの世界に入り込んでいた。

 「じゃ、俺はこの辺で」
玲音がスリムストリートの方向に前を向けた。
 「あれ、そーいやなんでお前こっち来たんだ?」
翼が言う。
 「さぁ? 俺自身にもさっぱり」
 「何それ(笑)」
紫音が笑う。
 「こっちに来ることが習慣になっちゃったんだろ」
と、俺。
 「ふーん、まぁなんだっていいや。明日頑張れよノシ」

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最終更新:2014年01月30日 23:01