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 「・・・気合い玉」
バイバニラの放った冷気が寸前まで迫った瞬間、ゾロアークの姿が消えた。
次の瞬間、バイバニラに何処からともなく現れた気合い玉が命中し、それは悲鳴をあげながら後方へ吹き飛ばされた。
 「な、なに!?」
下っ端は慌てふためき、ゾロアークとバイバニラを交互に見た。

 「・・・ケッ、使えねぇ! こんなクズに期待して損した!」
下っぱはバイバニラの入ってたDボールを踏みつけ破壊したあと、今度はそのバイバニラの持ち主を睨み付けた。
 「ひっひいいいいいい!」
その持ち主はバイバニラをモンスターボールで捕まえると、その場から逃げ出した。


 「ケッ、満足したか? 坊主!」
下っ端はぶっきらぼうに言い放つ。
 「・・・そうだな。じゃ、次は灰になってもらおうか」
 「はぁ!? 何でだよ、バイバニラは返しただろ! まだ気が済まねぇのか!?」
 「コイツだけは・・・死ななきゃ駄目だ!!」
 「・・・お、おい、冷静になれ!」
 「ちょ、ちょっと彰くん遣りすぎじゃ・・・!」
紫音も敵に聞こえない程度の声で止めようとするが聞く耳を持たない。
 「ゾロアーク、火炎放射!」
ゾロアークは少しためらったが、口に炎を含んだ。

 「う、うわあああ!!」
ゾロアークの口から放たれた炎が下っ端に襲いかかった。
 「ッ!!」
紫音も思わず目を覆った。






 「アギルダー、まもる!」

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最終更新:2014年02月27日 19:44