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ブラックシティ東側・・・。


 「バシャーモ、ストーンエッジ!」
やはりバシャーモは対飛行用技を覚えていた。
しかし、耐久力のあるチルタリスはそれをなんとか耐え凌いだ。

 「よし! チルタリス、コットンガード!」
チルタリスの周りに大量の雲が集まり、それらはチルタリスの防御力を大幅に上げた。
コットンガードは数ある防御上昇技の中でも最大の上昇効果を持つ技だ。

 「コットンガードか、厄介やな。だが、次のストーンエッジにも耐えられるか? 行け、ストーンエッジ!」
バシャーモはもう一度尖った岩を大量に飛ばす。
しかし、それらはほとんどチルタリスの雲の中に吸い込まれ、チルタリス自信はほぼダメージを受けてなかった。

 「なんやて!?」
さすがの十魔もこれは予想外だったようだ。
 「よし、次は羽休め!」
チルタリスは雲を吸収し大きくなった羽を地面に下ろし、回復する。
この状況で回復されれば、さすがの十魔も焦るだろう。

 「ハハハハハッ! 中々遣りおるな、お嬢ちゃん! いや、もう姉ちゃんか」
十魔は焦ってなかった。むしろ楽しんでいた。この状況で。
 「天候を完全に封じた上に鉄壁を上回る防御上昇、そして回復技。完全にわいの晴れPTをロックするとは・・・!
此処まで追い詰められたのは久しぶりや!」
彼はD.Dの任務を遂行するより、純粋にバトルを楽しんでいる。
そんな気がした。いや、間違いないだろう。

 「私も強い相手と戦うのは好きよ。もっと楽しませてよ」
この勝負に私と彰の運命がかかってなかったらもっと楽しかっただろうに。
 「こら燃えてきたわ。戻れ、バシャーモ」
バシャーモをボールに戻した十魔は、また別のモンスターボールを取り出した。
 「行ってこい、ナッシー」
相手が次に出したのはナッシー・・・。
炎タイプではないが特性『葉緑素』によって晴れの恩恵を受けている。
だが、それだけではチルタリスを倒すことは出来ない筈。
なのに彼のあの余裕の表情はいったいなんなんだろうか。

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最終更新:2014年02月27日 20:10