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「さて、次のポケモンが私にとってメインの試作品・・・。
果たしてどれほどの性能を発揮してくれるか楽しみですね。
行きなさい、
オルディナ
」
彼の最後のポケモン、オルディナは先程のラムパルドの1/10程の大きさ。
見た目はかなり貧弱そうだった。
あの体の何処に力が秘められているのだか・・・。
「それでは・・・! オルディナ、サイコバーンです!」
オルディナの目の前に念力が収集され、塊ができる。
力を溜めているのだ。
「まずい、フレアドライブだ!」
ゴウカザルは体に炎を纏いつつオルディナに激突。
しかし、オルディナはまだチャージを止めなかった。
「クソッ、耐えたか!」
「ククク・・・・! 発射です!」
オルディナの溜めたエネルギー体が弾け、ゴウカザルに向けて七色に輝くビームが発射された。
「イ・・・イタイヨ・・・」
サイコバーンを撃つ直前、オルディナが呻いた。
「・・・? どうしたのです?」
「カラダガイタイヨ・・・・モウタタカイタクナイヨ・・・」
その声は震えていた。
その後、発射されたサイコバーンはゴウカザルにぶつかる直前に突如消滅してしまった。
「・・・チッ、これも失敗か・・・。結構自信があったのですがねぇ・・・」
「オジイチャン、モトニモドシテ・・・」
幼い少女の声・・・これは本当にポケモンなのか?
見た目は人間に程遠いが・・・。
「・・・仕方ない。戻りなさい、オルディナ。
・・・翼さん、貴方の勝ちです。増援が来ないうちに帰りなさい。先程の女の子も連れて」
んで湯狩はこちらに背中を向け、その場から立ち去ろうとした。
女の子・・・美音のことか。
彼女なら大丈夫だろう、少なくとも下っ端ごときには負けない。
それよりも気になることがいくつかあった。
最終更新:2014年02月27日 20:14