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「俺ですね。俺らも最初はフツーにアジト探索してたら
突然近くで叫び声がして、声が聞こえた方に行くと、俺ら以外のブラックシティに入り込んでしまった一般人が下っ端に遣られてた。
俺はそいつを助けようと下っ端とバトルして勝利。
一般人は助かったものの、その後先日博士もみたあの紅恋十魔が現れて・・・。
十魔は俺にバトルを申し込んだが俺の手持ちはゾロアークたけだったんで、紫音に交代してもらいました。
負けたら俺らの記憶とポケモンを奪われるという命懸けの勝負に、紫音はギリギリで勝利。
そんで、今に至るという訳です」
話を終えると、博士はまた暫く黙りこんだ。
「・・・記憶を奪われるって?」
「うーん、なんかブラックシティに来たという記憶と一緒にそれまで生きてきた全ての記憶を抹消し、ポケモンを奪うって言ってました」
「・・・なるほどね」
「美鈴、D.Dが奪ったポケモンの入ったDボールはどの方向に運ばれてった?」
「ブラックシティ方面です」
「そう・・・。やはり、ブラックシティにアジトがあるってことは間違いなさそうね。さて、ならどう攻めようかしら」
博士が暫く唸った後、裕貴が口を開く。
「取り敢えず、今日はお開きにしません? 自分も彼らも偵察で疲れて休みたいし、明日話しても良いでしょう」
「そうね。でも美音はどうしましょう? まだ寝てて起きないのよね・・・」
彼女は此方へ戻ってきてから、まだ一度も目を覚ましておらず、一回のソファで横になっていた。
「また背負ってくかい、君?」
裕貴が翼を茶化すように言う。
「い、いや、もう俺は勘弁っす!」
と、焦る翼。
「てか私がさせないんだから。美音は私が背負っていきます」
紫音が進んで前に出た。
「女の子一人で大丈夫か?」
「大丈夫です。子供の頃、何度もおんぶしたんで」
「じゃ、決まりね。今日はこれにて解散。次の会議は決まり次第Dギアで連絡するわ。お疲れ様」
最終更新:2014年02月27日 20:55