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いつもの帰り道・・・。
 「あー疲れたあ」
翼が昨日と同じように俺にもたれかかる。
 「あーもう重いっつーの!」
 「ぐはぁ!」
突き放すと今度は龍騎の首に腕を回す。
 「龍騎先輩疲れました」
 「ははは、お疲れ」
龍騎は苦笑しながらも翼の肩を叩く。
突き放さないとは中々やる。


 「紫音お前大丈夫か? 此処からシッポウシティまで相当な距離あるだろ」
紫音は辛そうに答える。
 「うーん、大丈夫大丈夫。このくらい・・・! ってかこの子いつの間にかこんな重くなったのね」
 「そりゃ子供の頃おんぶしたことある程度だから重くなるわ」
玲音の冷静な発言。
 「はぁー、そうよね。そういえばこの子、子供の頃は転んだだけですぐ泣いて、そのたびに私が背負わなくちゃいけなくて・・・・すごく可愛かったなぁ。今はすっかり大人になっちゃって・・・」
紫音は妹の昔話を懐かしそうに語る。
 「うわああ、俺美音ちゃんの兄貴になりたかったなぁ」
相変わらず俺らと思考回路の違う翼。
 「美音があんたの妹だったらって想像するだけで恐ろしいわ・・・」


 「ああああああ疲れた」
皆と別れて家に帰ったあと、俺はベッドに横たわった。
今日一日がすごく長く感じた。
 「十魔の奴言ってたな。あいつも参加するって・・・」
俺の全てを奪った男・・・。
名前は教えられていないが、彼がD.Dの幹部であることは確かだ。
 「この大会、負けられねぇ。あいつなら決勝まで残ったとしてもおかしくないからな」
しかし、カレンダーを見た瞬間その気は吹き飛んだ。

 「今日は8月6日・・・! 開催日は8月10日だ! やべぇ、早くポケモン3匹揃えないと!」
とはいえ、こんな夜遅くにこんな慌てたって仕方ない。
 「明日、アラララギ博士に相談するか・・・」
結局、その夜は寝るしかなかった。

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最終更新:2014年02月27日 20:56