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次の日・・・。
ヒウンシティはいつも以上に人で賑わっていた。
俺、南、翼はその人混みの中に混じっていた。
 「こんな暑い中これだけの人の数がいたらもたないわ・・・」
南が息を切らしながら言う。
 「ほんと暑いな。会場が涼しけりゃいいんだけど」
まだジムが開くまで15分はある。
だというのにこの人の数は異常だ。
まぁ遠くから来てる人も多いらしいし仕方ないか。
 「あ、龍騎先輩達だ。おーい!」
翼の指した方向には龍騎、茜、玲音、夜嶋姉妹がいた。

 「これで皆揃った?」
5人と合流したあと、南が言う。
 「揃ったねー。後はジムが開くのを待つのみだね!」
紫音はずいぶん楽しそうだった。
 「この暑い中、お前なんでそんな笑顔なんだ?」
玲音の鋭い口調はいつもより迫力がなかった。
相当暑いのが嫌いなのだろう。
 「だって大会だよ、大会? 出るの初めてだからすごく楽しみ!」
彼女についていける者は誰一人としていなかった。

 「あの、翼さん・・・」
 「ん?」
声をかけたのは美音。
相変わらず恥ずかしそうで声が小さい。
 「昨日はありがとうございました・・・。その、いろいろ・・・」
 「あぁ、気にしなくて良いよ。女の子を守ることは僕の絶対主義ですから!(キリッ」
 「ただの垂らしだろ」
玲音の冷静なツッコミ。
 「そんなんじゃねぇよ!」
翼は焦る。


そんなことしているうちにジムが開いた。
押し寄せる人の波に呑まれ、俺らは強制的に中へ入れられた。
中は大して涼しくなく、むしろ外にいるより蒸し暑かった。
冷房が全く効いていないからだ。

 「あぢぃぃぃぃぃぃ・・・」
玲音は瀕死の状態だった。
どうやら本格的に暑いのが苦手ならしい。
今にも死にそうな彼に肩を貸してやるが、あまり意味はなかった。

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最終更新:2014年02月27日 21:15