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「最後はあんたよ、ココロモリ!」
武蔵の最後のポケモンはココロモリ。
何故相手はこう素早いポケモンばかり使うのだろうか。
「さっきのハブネークのダメージは大きかったかもな。次攻撃を喰らったらヤバイかもしれない。なら、最後に少しでもダメージを与えよう。ルカリオ、神速!」
本日三度目の神速はココロモリを撃つがあまりダメージはない。
「効かない効かない! ココロモリ、サイコキネシス!」
ココロモリの放った念波がルカリオを捕らえ、ルカリオは自由自在に操られる。
体中が締め付けられるような苦痛を与えた後、ココロモリはルカリオを放した。
ルカリオは力尽きていた。
「ふぅー。お疲れ、ルカリオ」
俺はルカリオをモンスターボールに戻してやった。
すると、武蔵が調子に乗ったように高笑いをした。
「オーッホッホッホ! ざまぁごらんなさ~い^^」
「いや、一匹倒しただけでしょ。まだ俺には二匹のポケモンが残ってるから、あんまり調子に乗らない方が良いですよ。行け、ゲンガー!」
オーキド博士がくれたゲンガーは「ケッケッケッ」と笑いながらフィールドに現れた。
「ふん、ゲンガーごときココロモリの敵じゃないわ! サイコキネシス!」
ルカリオの二の舞を喰らったゲンガー。
しかし、相性が悪かったとはいえ力尽きてはいなかった。
ゲンガーは僅かだが特殊攻撃に強いのだ。
「ゲンガー、シャドーボール!」
ゲンガーの放った黒い塊がココロモリに命中する。
「コロォ!」
ココロモリは空中でシャドーボールを喰らい、地面に墜落した。
呆気なかったが、ココロモリの体力はそれで尽きた。
『 武蔵選手手持ち0 、彰選手手持ち2。よって勝者、エントリーナンバー403、彰選手』
会場に歓声と拍手が巻き起こった。
「くぅー二匹も残させて負けるなんて・・・! 覚えてらっしゃい! 戻れ、ココロモリ!」
武蔵はココロモリをボールに戻すと、その場から苛立った様子で立ち去っていった。
なんというか、ユーモアのあるトレーナーだった。
最終更新:2014年02月27日 22:21