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 「行けよ、プテラ!」
モンスターボールから飛び出したプテラはいきなり凄まじいスピードで相手を翻弄し始めた。
どうやらヤル気満々のようだ。
 「速い。ファイヤーでは倒せなさそうだな・・・。仕方ない、ファイヤーには此処で遣られてもらうしかない」
大翔はそう呟いた。

 「だとよ、プテラ。一発御見舞いしてやれ! 氷の牙!」
持ち前のスピードで先制したプテラは牙を凍てつかせてフャイヤーに噛み付く。
気合いの襷でギリギリもった体力が残るはずなく、フャイヤーもボーマンダと同じように墜落する。
 「お疲れ、フャイヤー」
フャイヤーは大翔のモンスターボールに吸い込まれていった。

 「「「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」
伝説のポケモンを倒した影響か、周りから歓声が起こる。
しかしいくら伝説とはいえHP1のポケモンを倒したくらいで喜ばれちゃ困る。

 「行け、サンダー!」
サンダー・・・これも伝説の神鳥の3匹の内一匹だ。
 「ビャオォォォオオォォォ!」
フィールドに出たと思ったら天井を抜けて上空まで羽ばたくその姿を見て、観客は先程より大きく盛り上がった。
プテラもそれを追うようにして、上空へ向かう。

 「ほぉ、サンダーの挑戦を受けたか。サンダー、10万ボルト!」
サンダーの放った雷がプテラに襲い掛かる。
 「そんな攻撃・・・! ストーンエッジ!」
プテラは10万ボルトを避けるように旋回したあと、その素早い動きでストーンエッジを放つ。
サンダーはその攻撃をもろに喰らったがギリギリで耐えた。
その後、10万ボルトがプテラに浴びせられた。
両者共苦手なタイプの技を喰らったものの、まだ空中に浮いていた。

 「これで最後だ! 氷の牙!」
 「諦めない! 10万ボルト!」
両者の声は同時にポケモンの耳に届く。
しかし、先制出来たのは言うまでもなくプテラの方。
プテラは牙を凍てつかせながら素早い動きで接近し、サンダーの懐を噛み砕こうとする。
しかし、顎が閉じる寸前、その懐がスッと動いた。
次の瞬間、氷の牙は何もない空間、言い換えれば宙を噛み砕く。

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最終更新:2014年02月27日 22:28