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「チッ、氷の牙を外したか。ストーンエッジより命中率の高い方を選んだのにな。まぁいい、戻れプテラ」
プテラはモンスターボールに吸い込まれていった。
これで残る僕の手持ちは一体。
たった一匹で二匹もの神鳥を葬れるのか・・・?
「行けよ、ズルズキン!」
とにかく、最後の最後まで諦めるわけにはいかなかった。
此処はズルズキンに全てを賭けるしかない。
「相手は残り一匹。なら無理にサンダーで倒さなくても良いだろう。最後の神鳥が確実に倒せるようサポートすれば良い。
サンダー、電磁波!」
サンダーの放った電磁波は一瞬にしてズルズキンにまで到達し、その体を麻痺させる。
「ケッ、その程度の攻撃・・・! ズルズキン、冷凍パンチ!」
麻痺して動きにくくなった体を無理矢理動かし、ズルズキンはジャンプしてサンダーに接近する。
そして渾身の冷凍パンチを上から喰らうと、サンダーは地面に叩き付けられ、動かなくなった。
「・・・仕事は確実にこなしてくれた。よくやった、サンダー。さぁ・・・こいつが最後だ! 頼んだ、フリーザー!」
彼の最後のポケモン・・・思った通りフリーザーだった。
「さぁ、最後の舞台を見せつけてやろうではないか、フリーザー! 心の眼!」
フリーザーの瞳が水色から赤に変わった。
心の眼に狙われたポケモンは次の攻撃を確実にかわすことが出来ない。
しかし、次の攻撃を受ける前に、あのフリーザーを倒す自信はあった。
「ズルズキン、頼むぜ。諸刃の頭突き!」
ズルズキンは縦回転しながら跳び、フリーザーとの距離を積める。
「そんな攻撃・・・かわしてしまえ!」
フリーザーが少し横にずれ、それだけで攻撃はかわされる。
と思いきや、ズルズキンはフリーザーの後ろにあった壁を蹴り
再びフリーザーまで跳ぶ。
不意打ちを喰らったフリーザーは避けられない。
「岩タイプの技か・・・喰らえば大ダメージだな。だが、フリーザーはヨロギの実を持ってる。これさえ耐えれば・・・」
「フン、こっちだって強化アイテムを持ってるんだよ!」
攻撃を喰らう瞬間、フリーザーは持っていた実を口に、ズルズキンは腕に握りしめた何かが光る。
やがて、回転の勢いが乗った凄まじい頭突きがフリーザーの頭に降り下ろされた。
最終更新:2014年02月27日 22:28