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ゴン!という鈍い音と共にフリーザーは頭からフィールドに激突した。
そのあまりの威力にフィールドが砕け、瓦礫や砂埃が散乱する。
「なんという破壊力だ・・・・・・フリーザー!?」
数秒後、砂埃が晴れたフィールドにフリーザーが転がっていた。
僅かに痙攣していたが、もう戦える気力はないだろう。
「ズッ・・・キ・・・」
目の前でポケモンの呻き声がしたと思ったら、それはズルズキンだった。
諸刃の頭突きの反動で大きなダメージを受けたのだろう。
それでも瀕死状態にまでは至っていない。
「お疲れだ、ズルズキン。よくやった」
僕はズルズキンの頭を撫でてやった。
『はい、二人ともお疲れ様です! 勝者は坂之龍騎選手!』
4つのディスプレイに僕の名前と顔だけが写り、下にWINNERという文字が現れた。
会場は盛大に盛り上がる。今日で何度目だ。
「良い勝負だった。対戦ありがとう」
それぞれポケモンをモンスターボールに戻したあと、大翔が此方に歩み寄ってきた。
「あ、はい。此方こそありがとうございました!」
彼の前に手を差し出した。
「・・・(口調が変わった?)」
一瞬間を開け、大翔は此方の手を握ってくれた。
最終更新:2014年02月27日 22:31